映画「ウインドトーカーズ」

ウインドトーカーズ

■邦題:ウインドトーカーズ
■原題:WINDTALKERS
■上映時間:134分
■ジャンル:戦争
■製作国:アメリ
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2002/08/24
■監督:ジョン・ウー
■製作:テレンス・チャン、トレイシー・グレアム、アリソン・R・ローゼンツウィグ、ジョン・ウー
■製作総指揮:C・O・エリクソン
■脚本:ジョン・ライス、ジョー・バッティア
■撮影:ジェフリー・L・キンボール
■編集:スティーヴン・ケンパー、ジェフ・グロウ、トム・ロルフ
■美術:ホルガー・グロス
■音楽:ジェームズ・ホーナー
■字幕:松浦美奈
■主演:ニコラス・ケイジ、アダム・ビーチ、クリスチャン・スレイターピーター・ストーメアノア・エメリッヒマーク・ラファロ、ブライアン・ヴァン・ホルト、マーティン・ヘンダーソン、ロジャー・ウィリー、フランシス・オコナー、ジェイソン・アイザックス、他
■ストーリー:
1943年。ハワイ島キャンプ・タラワで、ナバホ族の暗号通信兵であるヤージーとホワイトホースは、自分たちの護衛に任命された白人軍曹のエンダーズとオックスに出会う。しかしエンダーズはヤージーに冷たかった。1944年6月16日、彼ら第2偵察隊はサイパン島に上陸し、日本軍と激しい銃撃戦を展開する。戦闘を生き抜くたびに、エンダーズとヤージーの間にも連帯感が生まれていった。だが日本人村で日本軍の奇襲にあった時、危機が迫ったホワイトホースを助けようとして、オックスは戦死。そして日本軍の手におちかけたホワイトホースを、エンダーズは軍の命令に従い、悩みながらも手榴弾で殺してしまう。それを知ったヤージーはエンダーズを恨み、自暴自棄になって戦闘へとのめり込む。そんなある時、盲進するヤージーを追って敵陣に乗り込んだエンダーズたちは、絶体絶命の危機に立たされた。エンダーズはヤージーをかばい、無線機を敵から奪って軍に爆撃の要請を出すが、胸を撃たれてしまい、ヤージーの腕の中で息絶える。やがて自らの故郷であるモニュメント・バレーに帰ったヤージーは、そこでエンダーズを弔うのだった。
■感想:
M:I-2」のジョン・ウー監督作品。第二次世界大戦下、文字を持たないアメリ先住民族ナバホ族”の言葉自体を暗号として用い、彼らを通信兵として利用したアメリカ軍。そんなナバホ族と彼らの護衛をすることになった白人兵士たちとの心の交流と葛藤を描く。全体的にあまりリアリティを感じませんでした。戦闘シーンは迫力がありましたが、戦争独特の緊張感が感じられませんでした。爆発が一番目立っていました。ホワイトホースが死んでからのヤージーの暴走は無敵状態でした。クリスチャン・スレイター軍刀で首を切られて死ぬのは驚きました。ヤージー日本兵に変装させて、話す言葉は「ほりょだ」だけで日本兵に近づく作戦も普通ならバレバレなのに、あっさり成功するのも変だと思います。
■評価:★★★☆☆