映画「チャイルド・プレイ」

チャイルド・プレイ

■邦題:チャイルド・プレイ
■原題:CHILD'S PLAY
■上映時間:88分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:UIP映画
■公開:1989/05
■監督:トム・ホランド
■製作:デヴィッド・カーシュナー
■製作総指揮:バリー・M・オズボーン
■原案:ドン・マンシーニ
■脚本:ドン・マンシーニ、ジョン・ラフィア、トム・ホランド
■撮影:ビル・バトラー
■編集:エドワード・A・ワーシルカ・ジュニア
■音楽:ジョー・レンゼッティ
■字幕:菊地浩司
■主演:キャサリン・ヒックス、クリス・サランドン、アレックス・ヴィンセント、ブラッド・ドゥーリフ、ダイナ・マノフ、ジャック・コーヴィン、トミー・スワードロー、他
■ストーリー:
シカゴ、冷たい風の吹くある夜、刑事のマイク・ノリスに追いつめられた精神異常の連続殺人鬼チャールズ・リー・レイは、行き場を失いオモチャ屋に逃げ込むが、そこでノリスの放った銃弾に倒れ、息絶える瞬間傍にあった人形を握りしめ、呪いの言葉をつぶやいた。その時突然稲妻がチャールズの身体をつきぬけ、オモチャ屋は爆発した。数日後6歳の誕生日を迎えた息子アンディのために、カレン・バークレーは町の行商人からグッド・ガイ人形を買ってやる。ところがその人形は自らをチャールズ・リー・レイと名乗り、以後母子の周辺ではカレンの親友マギーが転落死するなど奇怪な事件が相次いだ。
■感想:
フライトナイト」「危険な天使」のトム・ホランド監督作品。射殺された凶悪犯の魂が乗り移った人形を手にした少年アンディと母親の恐怖の体験。殺人鬼の魂が宿った人形“チャッキー”が、幼い少年アンディの体を乗っ取るために恐ろしい事件を起こしていく。人気シリーズの第一作目。今となればここまでシリーズ化するとは思ってもみなかった。殺人鬼の魂が乗り移った人形が人を殺すという斬新なアイデア。連続殺人鬼チャールズ・リー・レイがグッド・ガイ人形に乗り移るのだが、チャールズ・リー・レイの名前の由来は、悪名高い殺人者「“チャールズ”・マンソン」、「“リー”・ハーヴェイ・オズワルド」、「ジェームズ・アール・“レイ”」に由来してつけられたそうです。人形チャッキーを完全にモンスターとして扱って、モンスター映画にした事がいい結果に繋がっている。チャッキーの背中にあるソケットに電池が入っているか確認したとき、くるりとチャッキーの首が振り向くシーンが一番怖い。愛嬌があるグッド・ガイ人形が、ものすごい形相で襲ってくるのはギャップがありすぎて面白い。
■評価:★★★★★

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