映画「JAWS/ジョーズ」

JAWS/ジョーズ

■邦題:JAWSジョーズ
■原題:JAWS
■上映時間:124分
■製作国:アメリ
■ジャンル:パニック、アドベンチャー
■配給:ユニバーサル・ピクチャーズCIC映画
■公開:1975/12
■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■製作:リチャード・D・ザナック、デヴィッド・ブラウン
■製作総指揮:ピーター・ベンチリー
■原作:ピーター・ベンチリー
■脚本:ピーター・ベンチリー、カール・ゴットリーブ
■撮影:ビル・バトラー
■編集:ヴァーナ・フィールズ
■美術:ジョセフ・アルヴス・Jr
■音楽:ジョン・ウィリアムス
■主演:ロイ・シャイダーロバート・ショウリチャード・ドレイファス、ロレイン・ゲイリー、カール・ゴットリーブ、マーレイ・ハミルトン、ジェフリー・クレイマー、スーザン・バックリーニ、ジョナサン・フィレイ、クリス・レベロ、ジェイ・メロ、テッド・グロスマン、ピーター・ベンチリー、他
■ストーリー:
それは、6月のある夜に始まった。小さな海水浴場アミティの浜辺には、気の早い若者のグループが焚火を囲んでビールを飲んだりギターをかき鳴らしてたわむれていた。その中にクリシーという女子大生がいた。波打際めがけて走り出し、一糸まとわぬ姿でなまぬるい夜の海に飛び込んだ。どんどん沖へ出る。やがて彼女何かが自分の足をひっぱっているような衝撃に襲われた。次の瞬間、水面から身体が浮き上がった。恐怖で声が凍って、クリシーの身体はかき消すように海面から消えた。彼女が最初の犠牲者だった。翌朝、アミティの警察署長ブロディの家に電話がかかり、溺死者が出たとの報告が入った。浜辺に直行したブロディは、そこに打ちあげられているきりきざまれたような人間の肉体の断片を目撃し、吐き気を慌てて呑み込んだ。署に戻ったブロディは事故報告書の死因欄に“鮫に襲われて死亡"と書いた。ブロディは海岸に遊泳禁止の立て札を立てることを決意したが、アミティ市の市長ボーンが顔色を変えてやってきた。アミティは夏の間に海水浴場がおとしていく金で、住民が細々と残り1年の生活を成り立たせているような、典型的な宇美の町だった。海岸を閉鎖する事は大変な死活問題である。死因は鮫でなく漁船に巻き込まれたかもしれないというのがボーン市長の主張だった。
■感想:
「激突!」「続・激突!/カージャック」のスティーヴン・スピルバーグ監督作品。アミティ島ののどかな港町の雰囲気は好きです。鮫(ホホジロザメ)に立ち向かう、ロイ・シャイダーリチャード・ドレイファスがカッコいいです。ロバート・ショウのクイント船長もいい味出してました。2人目の犠牲者アレックス(子供)が海水浴場で鮫に襲われる残酷な描写は印象的です。立ち泳ぎしている海水浴客を水中からのアングルは今にでも襲われそうな恐怖感があります。警察署長ブロディ、漁師クイント、海洋学フーパーの三人の男たちのキャラクターの対比を交えてのホホジロザメとの死闘を描いた後半は緊張感がありよかったです。黄色いタルが浮上する時の恐怖感はなんともいえません。ジョン・ウィリアムスによる「ジョーズ」のテーマ曲も最高にいいです。この曲は海では聞きたくないです。今後、鮫を扱った映画でこの「ジョーズ」を超える作品は現れないと思います。「ジョーズ」は映画史上に残る不朽の名作だと思います。
■評価:★★★★★

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