映画「アイランド」

■邦題：アイランド
■原題：THE ISLAND
■上映時間：136分
■製作国：アメリカ
■ジャンル：SF、アクション、サスペンス
■配給：ワーナー・ブラザース映画
■公開：2005/07/23
■監督：マイケル・ベイ
■製作：マイケル・ベイ、イアン・ブライス、ウォルター・F・パークス
■製作総指揮：ローリー・マクドナルド
■原案：カスピアン・トレッドウェル＝オーウェン
■脚本：カスピアン・トレッドウェル＝オーウェン、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
■撮影：マウロ・フィオーレ
■編集：ポール・ルベル、クリスチャン・ワグナー
■音楽：スティーヴ・ジャブロンスキー
■美術：ナイジェル・フェルプス
■字幕：菊池浩司
■主演：ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン、ジャイモン・フンスー、スティーヴ・ブシェミ、ショーン・ビーン、マイケル・クラーク・ダンカン、他
■ストーリー：
近未来。大気汚染から守られ、管理の行き届いた安全で快適なコミュニティで暮らすリンカーン。彼やその他の住人にとっての夢は、地上最後の楽園といわれる“アイランド”へ行くこと。そしてその抽選会が毎日のように行なわれていた。だがある日、リンカーンは換気口から入ってきた一匹の蛾を見て、ある疑念を抱く。やがて彼が独自に調査を進めるうち、自分たちは保険契約を結んだクライアントへ臓器を提供するために生かされているクローンで、“アイランド行き”の名の下に臓器を摘出される、という事実を知ってしまう…。
■感想：
「ザ・ロック」「アルマゲドン」のマイケル・ベイ監督作品。快適な管理都市に暮らす一組の男女が、自分たちの置かれた恐るべき現実を知ってしまい、非情な運命に逆らい2人で逃亡するさまをスリリングに描く。クローンを題材にした映画は他にもありますが、人間の偽者という悪いイメージがありましたが、この映画はピュアなクローンの姿が描かれています。体の一部や臓器を提供するだけなのに一体のクローンを作りあげるという設定は面白いと思います。アクションシーンはめっちゃ迫力がありました。中でもハイウェイのシーンは見ごたえありました。しかし、70階の高層ビルのR文字の看板から落ちて助かるのは「え〜」とも思いました。スティーヴ・ブシェミの協力的な役所が良かったです。マイケル・クラーク・ダンカンはもう少し出番があるかと思いましたがチョイ役でした。ラストのクローン達が解放されるシーンも良かったですが、どんな未来が待っているのでしょうか？
■評価：★★★★☆