映画「ロード・オブ・ザ・リング／二つの塔」

■邦題：ロード・オブ・ザ・リング／二つの塔
■原題：THE LORD OF THE RINGS THE TWO TOWERS
■上映時間：179分
■製作国：アメリカ、ニュージーランド
■ジャンル：ファンタジー
■配給：日本ヘラルド映画
■提供：ニューライン・シネマ
■公開：2003/02/22
■監督：ピーター・ジャクソン
■製作：ピーター・ジャクソン、バリー・M・オズボーン、フラン・ウォルシュ
■製作総指揮：マーク・オーデスキー、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン、マイケル・リン、ロバート・シェイ
■原作：J・R・R・トールキン
■脚本：ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、スティーヴン・シンクレア
■撮影：アンドリュー・レスニー
■美術：グラント・メイジャー
■音楽：ハワード・ショア
■字幕：戸田奈津子
■出演：イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リヴ・タイラー、ヴィゴ・モーテンセン、ショーン・アスティン、ケイト・ブランシェット、ジョン・リス＝デイヴィス、バーナード・ヒル、クリストファー・リー、ビリー・ボイド、ドミニク・モナハン、オーランド・ブルーム、ヒューゴ・ウィーヴィング、ミランダ・オットー、デヴィッド・ウェンハム、ブラッド・ドゥーリフ、アンディ・サーキス、カール・アーバン、クレイグ・パーカー、他
■ストーリー：
3組に分かれてしまった旅の仲間たち。モルドールへと進むフロドとサムは、ビルボの前の指輪の持ち主・ゴラムに襲われるが、フロドに捕らえられ、モルドールへの道案内を命じる。ゴラムも指輪の魔力により奇怪な姿へ変貌してしまったホビットの一支族であった。一方、アラゴルンとレゴラス、ギムリは、オーク軍に捕らえられたメリーとピピンを捜し、太古の森ファンゴルンへ向かうが、そこで3人は白の魔法使いとしてよみがえったガンダルフと再会。4人でサルマンの攻撃を受けているローハンへと向かう。オークの隙をつき逃げ出していたメリーとピピンは、ファンゴルンの森で、森の守護者であるエント族の最長老に出会う。彼は森を破壊する白の魔法使い・サルマンの暴挙に怒りを覚えていた。そのサルマンが支配するオルサンクの塔と、冥王サウロンによって建造された暗黒の塔バラド＝ドゥアの塔は、互いに手を結ぶことによって、中つ国の完全支配を目論んでいた…。
■感想：
劇場で観ました。「ブレインデッド」「乙女の祈り」のピーター・ジャクソン監督作品。J・R・R・トールキンの古典的傑作ファンタジー小説「指輪物語」の完全映画化全3部作の第2作目。邪悪な力を持つ指輪を破壊するため長い苦難の道のりに出発しながら前作のラストで３つに分かれてしまった“旅の仲間”たち。本作では、そんな彼らがそれぞれ新たな出会いと別れを経験しながら幾多の危険に立ち向かう姿を、前作をしのぐ壮大なスケールで描く。映像は前作同様にめっちゃ綺麗です。今回から登場するゴラムですが、不気味でいい味出しています。CGに見えないくらいによく出来ています。冒頭から前作のカザド・ドゥムの場面でガンダルフとバルログの落ちながらの死闘は迫力ありました。とにかく、どの戦闘シーンを見ても迫力があって良かったです。エント族がアイゼンガルドで戦うシーンでは、燃やされたエント族がダムから流れ出る水に飛び込んで火を消すシ−ンは笑えました。戦闘シーンの中では、ヘルム峡谷での戦闘シーンが一番で、ギムリが活躍していたのは嬉しいです。レゴラスと倒した敵の数を数えるのはいい。主役でもあるフロドが情けない気がします。早く完結編が観たいです。
■評価：★★★★☆