映画「0:34 レイジ 34 フン」

0:34 レイジ 34 フン

■邦題:0:34 レイジ 34 フン
■原題:CREEP
■上映時間:85分
■製作国:イギリス、ドイツ
■ジャンル:ホラー
■配給:ギャガ=ヒューマックス
■公開:2005/07/16
■監督:クリストファー・スミス
■製作:ジュリー・ベインズ、ジェイソン・ニューマーク
■製作総指揮:ロバート・ジョーンズ
■脚本:クリストファー・スミス
■撮影:ダニー・コーエン
■編集:ケイト・エヴァンス
■衣装:フィービー・デ・ガィエ
■音楽:ザ・インセクツ
■主演:フランカ・ポテンテショーン・ハリス、ヴァス・ブラックウッド、ジェレミー・シェフィールド、ポール・ラットレイ、ケリー・スコット、ケン・キャンベル、他
■ストーリー:
イギリス、ロンドン。ファッション業界で働くケイトは、彼女に気があるらしいガイを避けるためパーティー会場を抜け出して地下鉄のチャリング・クロス駅へとやって来た。そして深夜0時34分の最終電車を待つ間ベンチに腰掛け、ついうたた寝をしてしまうケイト。やがて気が付いた時には、終電はすでに出た後だった。さらに、彼女は駅から出ようとするも人影はなく、出口は外からシャッターが下ろされていた。するとその時、もう来ないはずの電車が到着する。ケイトは疑問を抱きながら、その電車に乗り込むのだが…。
■感想:
クリストファー・スミス監督デビュー作品。深夜の地下鉄構内で暗闇の恐怖に苛まれる英国発のスプラッタ・ホラー。クリストファー・スミス監督デビュー作品。地下鉄構内の閉鎖された空間で、神出鬼没の殺人鬼の恐怖を描いた内容です。前半は正体不明の殺人鬼に襲われる恐怖感がありました。しかし、ケイトが殺人鬼クレイグに捕まって、殺人鬼の姿が映されてからは恐怖感は薄れて、お約束の鬼ごっこの展開でした。ケイトの行動によって、ジミーやアンディが巻き添えになったと思います。それにしてもロンドンの地下鉄は、こんなに無防備なのかと思います。警備員も一人しかいないし、人が困っていて、しかも地下鉄構内に取り残されているのに、スグに連絡しないとか不自然な行動がありました。殺人鬼のクレイグの出生の手がかりの写真などの描写があったのですが、それだけでクレイグの出生の説明不足だし、クレイグの殺人の動機も分かりません。ネズミ達のエサとして人間を与えてるのか、ただの無差別殺人なのか不明です。この手のホラー映画は倒したと思っても一度は生き返るのがパターンなんですが、動脈を切られて倒されて素直にやられていました。クレイブとネズミの関係もなんか意味があったのか謎です。残酷描写が少なかったのは残念です。
■評価:★★☆☆☆

0:34 レイジ34フン [DVD]

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