映画「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」

ファンタスティック・フォー [超能力

■邦題:ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
■原題:FANTASTIC FOUR
■上映時間:123分
■ジャンル:アクション・アドベンチャー・SF
■製作国:アメリ
■配給:20世紀フォックス
■公開:2005/09/17
■監督:ティム・ストーリー
■製作:アヴィ・アラッド、マイケル・バーナサン、クリス・コロンバスベルント・アイヒンガー、ラルフ・ウィンター
■製作総指揮:スタン・リー
■原作:スタン・リー、ジャック・カービー
■脚本:マイケル・フランス、マーク・フロスト
■撮影:オリヴァー・ウッド
■編集:ウィリアム・ホイ
■美術:シェパード・フランケル
■衣装:ウェンディ・パートリッジ
■音楽:ジョン・オットマン、ミリ・ベン=アリ
■字幕:林完治
■主演:ヨアン・グリフィズジェシカ・アルバクリス・エヴァンスマイケル・チクリス、ジュリアン・マクマホン、ケリー・ワシントン、ハミッシュ・リンクレイター、ローリー・ホールデン、デヴィッド・パーカー、ケヴィン・マクナルティ、マリア・メノウノス、他
■ストーリー:
人類の進化と宇宙嵐の関係を研究している若き天才科学者リード。彼はある日、その謎を解明するため、元恋人で女性科学者のスー、彼女の弟でパイロットのジョニー、そしてリードの親友ベンと共に、スーの今の恋人でもある実業家ビクターの援助を受けて宇宙実験を実施することに。だがその最中、5人は計算外に早くやってきた宇宙嵐の放射線に晒される事故に遭遇してしまう。それは彼らのDNAに変化をもたらし、ビクターを除く4人はそれぞれ独特の超能力を授かるのだった。一方ビクターは、実験の失敗で喪失感と怒りを募らせ、次第に邪悪なパワーを帯びていく…。
■感想:
公開初日のレイトショーで観ました。スタン・リー原作のアメコミ「ファンタスティック・フォー」の映画化。「スパイダーマン」や「バットマン」みたいにヒーローと敵との激しいバトルだと思っていましたが、そうではありませんでした。事故に遭遇して超能力を授かった5人の苦悩が描かれています。これはシリーズ化に向けての布石的に思えます。一番運が悪いのは、マイケル・チクリス演じるファンタスティック・フォーの一人「ザ・シング」だと思います。放射線の事故に合い醜い姿になったからって、逃げていく嫁はどうかと思います。皆が見ている前でわざわざ結婚指輪を置いて去る姿には最低だと思いました。その指輪を拾えない「ザ・シング」には空しさを感じます。ジェシカ・アルバは綺麗でした。透明になって服を脱いだとたんに透明じゃなくなるお約束のシーンは笑えました。ラストもまだまだ続きますよという終わり方はハリウッドらしかったです。
■評価:★★★☆☆