映画「プライベート・ライアン」

プライベート・ライアン

■邦題:プライベート・ライアン
■原題:SAVING PRIVATE RYAN
■上映時間:170分
■ジャンル:戦争・ドラマ
■製作国:アメリ
■配給:UIP
■提供:パラマウント・ピクチャーズ、ドリームワークス・ピクチャーズ
■公開:1998/09
■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■製作:スティーヴン・スピルバーグ、イアン・ブライス、マーク・ゴードン、ゲイリー・レヴィンソン
■脚本:ロバート・ロダット、フランク・ダラボン
■撮影:ヤヌス・カミンスキー
■編集:マイケル・カーン
■音楽:ジョン・ウィリアムズ
■美術:トーマス・イー・サンダース
■字幕:戸田奈津子
■主演:トム・ハンクストム・サイズモアエドワード・バーンズバリー・ペッパー、アダム・ゴールドバーグ、ヴィン・ディーゼルジョヴァンニ・リビシ、ジェレミー・デイヴィス、テッド・ダンソン、デニス・ファリナポール・ジアマッティ、デイル・ダイ、マット・デイモン、ハリソン・ヤング、シェーン・ジョンソン、他
■ストーリー:
1944年6月。連合軍によるフランス・ノルマンディ上陸作戦は成功に終わったものの、激戦に次ぐ激戦は多くの死傷者を出していた。そんな中、オマハビーチでの熾烈な攻防を生き延びたジョン・ミラー大尉に新たな命令が下された。ひとりの落下傘兵を戦場から救出せよ。その兵士、ジェームズ・ライアン二等兵には3人の兄がいるが、この一週間の間に全員が死亡。兄弟全てを戦死させる訳には行かないという軍上層部はひとり残されたライアンをなんとしてでも故国へ帰還させようと考えたのだ。ミラーは中隊から7人の兵士を選び出し、生死も定かでないライアン二等兵を探すために戦場へと出発するのであった……。
■感想:
劇場で観ました。冒頭のフランス・ノルマンディ上陸作戦の攻防戦は、迫力ありました。リアルは残酷描写には驚きっぱなしです。油断していると頭を撃たれたりと、緊張感がありました。音響の凄さも迫力を増しています。打ち合いが終わったあとのビーチに横たわる無数の死体は戦争の惨さを映し出されています。出演のトム・ハンクストム・サイズモアの演技は素晴らしいです。トム・サイズモアは戦争映画には欠かせない存在だと思います。最後の橋を死守する攻防戦も迫力ありましたが、一度見逃したドイツ兵にナイフで刺し殺されるシーンは痛々しかった。ライアン二等兵を守るために次々と犠牲になっていく仲間達。これが戦争なんだと思います。戦争を怖く感じさせられる映画でした。ラストにライアンが自分の為に戦死したジョン・H・ミラー大尉の墓の前に立つシーンは感動しました。
■評価:★★★★★