映画「蝋人形の館」

蝋人形の館

■邦題:蝋人形の館
■原題:HOUSE OF WAX
■上映時間:113分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■提供:ダーク・キャッスル・エンターテイメント
■公開:2005/10/22
■監督:ジャウム・コレット=セラ
■製作:L・レヴィン、スーザン・レヴィン、ジョエル・シルヴァーロバート・ゼメキス
■製作総指揮:ブルース・バーマン、ポリー・コーエン、ハーブ・ゲインズ、スティーヴ・リチャーズ
■原案:チャールズ・ベルデン
■脚本:チャド・ヘイズ、ケイリー・W・ヘイズ
■撮影:スティーヴン・F・ウィンドン
■編集:ジョエル・ネグロン
■美術:グラハム・グレイス・ウォーカー
■衣装:グレアム・パーセル
■音楽:ジョン・オットマン
■字幕:稲田瑳裕里
■主演:エリシャ・カスバート、チャド・マイケル・マーレイ、ブライアン・ヴァン・ホルト、パリス・ヒルトン、ジャレッド・パダレッキ、ジョン・エイブラハムズ、ロバート・リチャード、他
■ストーリー:
カーリーと親友のペイジら6人の若者たちは、大学フットボールの試合を観戦するため長距離ドライブでスタジアムへと向かう。途中、キャンプ場で一泊した彼らは、翌朝何者かの悪質な悪戯で車が故障してしまったことを知る。仕方なく、この近くにあるという片田舎の町へ向かう一行。アンブローズというその町は人影もなく、異様なほど静まりかえっていた。ところが、これといって興味を惹くものがないその町に、なぜか立派な蝋人形館が。そして中には、本物と見まがうばかりに生々しい蝋人形の数々。しかしその人形には恐るべき秘密が隠されていた…。
■感想:
公開当日に劇場で観ました。33年と53年に映画化された猟奇ホラーの再リメイク。ダーク・キャッスル・エンターテイメント製作の第5弾です。とにかく主役のエリシャ・カスバートがめっちゃかわいかった。この映画で一気にファンになりました。エリシャ・カスバートと言えば「24 TWENTY FOUR」で有名らしいですが、「24 TWENTY FOUR」はまだ観たことがないので知らなかったです。話は若者達が蝋人形の館で迷子になって一人ずつ蝋人形の餌食になっていくのを想像していましたが、全然違っていました。「悪魔のいけにえ」に似た感じもあります。てっきり女性が捕まって蝋人形にされるのかと思っていたけど違ってました。女性が蝋人形にされなかったのは残念です。蝋人形を作る過程や、指、足、頭を切る残酷描写などもよく出来ていました。カーリーが助けを求めるシーンで指を切られる展開は痛々しかった。しかし、指を切られたのにバットを振り回してめっちゃ戦っていました。犯人の正体などの説明なども描かれていたのはよかった。蝋人形の館が蝋だけで作られていたのは驚きですが、その分オチが想像した通りになりました。ラストはホラー映画らしかなぬダイナミックな演出は見ごたえありました。しかし、町の数十名の市民を全員蝋人形にするのは無理があるのではと思います。
■評価:★★★★☆