映画「カンパニー・マン」

カンパニー・マン

■邦題:カンパニー・マン
■原題:CYPHER
■上映時間:95分
■製作国:アメリ
■ジャンル:SF、アクション、サスペンス
■配給:ギャガ=ヒューマックス
■公開:2003/01/18
■監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
■製作:ポール・フェダーブッシュ、ウェンディ・グリーン、ケイシー・ラ・スカラ、ハント・ロウリー
■製作総指揮:シェブネム・アスキン
■脚本:ブライアン・キング
■撮影:デレク・ロジャース
■編集:バート・キッシュ
■美術:ジェームズ・フィリップス
■衣装:タマラ・ウィンストン
■音楽:マイケル・アンドリュース
■字幕:太田直子
■主演:ジェレミー・ノーサム、ルーシー・リューナイジェル・ベネット、ティモシー・ウェッバー、デヴィッド・ヒューレット、アン・マリー・シェフラー、マシュー・シャープ、ネルソン・タインズ、他
■ストーリー:
結婚にも仕事にも行き詰まった平凡な会社員モーガン・サリバンはついに会社を辞め、刺激を求めてハイテク企業デジコープ社の産業スパイとなる。彼はジャック・サースビーという名と偽のIDを与えられ、早速ある企業のコンベンションに潜入、情報盗聴を開始する。モーガンはかつてないスリルとサスペンスに興奮を覚え、任務を成功させるたびに自信を付けていった。しかし同時に、激しい頭痛と奇妙な映像のフラッシュバックに度々見舞われるようになる。そんな時、謎めいた女性リタが現われ、モーガンに驚くべき事実を伝えるのだったが…。
■感想:
「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品。「CUBE」から5年ぶりの新作です。極限までハイテク化された近未来を舞台にしたサスペンス・ドラマ。平凡な一人の男が産業スパイとなるが、知らぬ間に巨大な陰謀に巻き込まれていく様をスリリングに描く。密室劇の「CUBE」に対し、全米各地を転々とするスケールの大きい内容ですが、「CUBE」と共通する閉塞感はあります。映像は綺麗で、全体的にメタリックで冷たい感じの世界観は「CUBE」に似てると思います。話の展開が二重スパイということで、誰が味方で誰が敵なのかという内容にこんがらがりそうになります。途中でラストのオチは読めてしまうのが残念でした。
■評価:★★★☆☆