映画「ブラザーズ・グリム」

ブラザーズ・グリム

■邦題:ブラザーズ・グリム
■原題:THE BROTHERS GRIMM
■上映時間:117分
■製作国:アメリカ、チェコ
■ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、コメディ
■配給:東芝エンタテインメント
■提供:ディメンションフィルムズ、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
■公開:2005/11/03
■監督:テリー・ギリアム
■製作:チャールズ・ローヴェン、ダニエル・ボブカー
■製作総指揮:ジョン・D・スコフィールド、クリス・マクガーク、ボブ・ワインスタインハーヴェイ・ワインスタイン、ジョナサン・ゴードン
■共同制作:ミシュカ・チェイコ
■脚本:アーレン・クルーガー
■撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
■編集:レスリー・ウォーカー
■衣装:ガブリエラ・ペスクッチ、カルロ・ポジオリ
■音楽:ダリオ・マリアネッリ
■字幕:松浦美奈
■主演:マット・デイモンヒース・レジャーモニカ・ベルッチジョナサン・プライスレナ・ヘディピーター・ストーメア、リチャード・ライディングス、マッケンジー・クルック、ロジャー・アシュトン=グリフィス、ローラ・グリーンウッド、ドラホミラ・フィアルコヴァ、デニサ・マリノヴスカ、トマス・ハネク、ピーター・ヴァーセク、ヴェロニカ・ロウロヴァ、他
■ストーリー:
19世紀のドイツ。兄ウィルと弟ジェイコブのグリム兄弟は各地の村を旅して、その地に伝わる古い物語を集め回っていた。その一方で、村人たちを苦しめている恐ろしい魔物がいればそれを退治し、賞金を手にしていた。ところが、魔物の正体は兄弟とその助手たちがでっち上げたイカサマだった。しかし、それがバレて将軍ドゥラトンブに捕まった兄弟は、ある村で起きている少女連続失踪事件の解明を命じられるのだが…。
■感想:
未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」のテリー・ギリアム監督作品。グリム童話誕生秘話をイマジネーション豊かに描き出したダーク・ファンタジー・コメディ。CGは流石によく出来ています。魔物が出てくる映画だと思っていましたが、そうでもなかったですし、「赤ずきん」「ヘンデルとグレーテル」などグリム童話の話を上手にストーリーに加えているかと思っていましたが、全くそうでもなく、一応出演しましたっていう感じがしました。内容よりはVFXに力を入れている感じがします。モニカ・ベルッチは綺麗でしたが、レナ・ヘディもワイルドで綺麗です。ピーター・ストーメア演じるカヴァルディが最初はグリム兄弟を嫌っていましたが、最後は助けてくれる展開はよかったです。あまりテリー・ギリアム監督らしさを感じませんでした。テリー・ギリアム監督作品と期待して観ない方がいいと思います。
■評価:★★★☆☆