映画「皇帝ペンギン」

皇帝ペンギン

■邦題:皇帝ペンギン
■原題:LA MARCHE DE L'EMPEREUR
■上映時間:86分
■製作国:フランス
■ジャンル:ドキュメンタリー
■配給:ギャガ=ヒューマックス
■公開:2005/07/16
■監督:リュック・ジャケ
■製作:イヴ・ダロンド、クリストフ・リウー、エマニュエル・プリウー
■脚本:リュック・ジャケミシェル・フェスレール
■撮影:ロラン・シャレジェローム・メゾン
■音楽:エミリー・シモン
■声の主演:ロマーヌ・ボーランジェ、シャルル・ベルリング、ジュール・シトリュク、他
■ストーリー:
冬が訪れようとしている南極大陸。海で平穏に暮らしていた皇帝ペンギンたちは、彼らの生誕の地で営巣地でもあるオアモック(氷丘のオアシス)へ向け、100キロもの距離を行進のごとく歩み始めた。そしてカメラは、目的地に辿り着き無事産卵したペンギンの夫婦たちそれぞれのやりとりを、つぶさに映し出していく。やがて、産卵を終えた母ペンギンは卵を父ペンギンに託し、エサを求めて再び海へと旅立つ。一方、父ペンギンは仲間同士で寄り添って温め合い、マイナス40度の寒さと激しいブリザードに晒されながら120日間も絶食状態で卵を守り、エサを待ち続ける…。
■感想:
りュック・ジャケ監督デビュー作品。極寒の南極に生きる皇帝ペンギンの生態をドラマチックに捉えたドキュメンタリー。公開したのは7月ですが、DVDが発売されて観たのが1月だったので、観ていてよけいに寒く感じました。皇帝ペンギンがマイナス40度の寒さと激しいブリザードに晒されながら120日間も絶食状態で卵を守る姿には感動しました。同じ過酷な状況で撮影スタッフも8800時間もかけて、よくここまで撮影したと思います。皇帝ペンギンの映像だけでなく南極大陸の風景も神秘的です。この映画でアザラシがめっちゃ凶暴だというのも知りました。まさかペンギンを襲うなんて知りませんでした。
■評価:★★★★☆