映画「シンドラーのリスト」

シンドラーのリスト

■邦題:シンドラーのリスト
■原題:SCHINDLER'S LIST
■上映時間:195分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ドラマ、戦争
■配給:UIP映画
■提供:ユニバーサル・ピクチャーズ
■公開:1994/02
■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■製作:スティーヴン・スピルバーグジェラルド・R・モーレン、ブランコ・ラスティグ
■製作総指揮:キャスリーン・ケネディ
■原作:トーマス・キニーリー
■脚本:スティーヴン・ザイリアン
■撮影:ヤヌス・カミンスキー
■編集:マイケル・カーン
■美術:アラン・スタルスキ
■音楽:ジョン・ウィリアムズ
■字幕:戸田奈津子
■主演:リーアム・ニーソンベン・キングズレーレイフ・ファインズ、キャロライン・グッドオール、ジョナサン・サガール、エンベス・デイヴィッツ、マルゴーシュ・ガベル、シュムリク・レヴィ、他
■ストーリー:
39年、ポーランド南部の都市クラクフにドイツ軍が侵攻した。ドイツ人実業家のオスカー・シンドラーは、一旗揚げようとこの街にやって来た。彼は金にものを言わせて巧みに軍の幹部たちに取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらう。ユダヤ人会計士のイツァーク・シュテルンをパートナーに選んだシンドラーは、軍用ホーロー容器の事業を始める。41年3月、ユダヤ人たちは壁に囲まれたゲットー(居住区)に住むことを義務づけられる。シュテルンの活躍で、ゲットーのユダヤ人たちが無償の労働力として、シンドラーの工場に続々と集められた。事業はたちまち軌道に乗り、シンドラーはシュテルンに心から感謝したが、彼の差し出すグラスにシュテルンは決して口をつけようとしなかった。
■感想:
「フック」のスティーヴン・スピルバーグ監督作品。第二次大戦下、1200人のユダヤ人をナチスの虐殺から救った実在のドイツ人実業家の姿を、ドキュメンタリー・タッチで描いた大作。モノクロ作品だったのでよりリアルさが感じられました。金儲け主義者のオスカー・シンドラーが、次第に目覚めていく過程がよく描かれていました。出演のリーアム・ニーソンベン・キングズレーレイフ・ファインズの演技はよかったです。特にアーモン・ゲート少尉演じるレイフ・ファインズの残忍な演技は眼を見張るものがあります。ユダヤ人を演じるエキストラも裸にされたり髪を切られたりと迫真の演技をしていたと思います。赤いコートを着た少女の赤色だけがカラーで映っていましたが、後半で死体で運ばれていたのはちょっとショックでした。死体姿でもカラーでした。この映画も戦争の悲惨な事が十分に訴えれてえいると思います。ラストに生き残ったユダヤ人の方々がオスカー・シンドラーのお墓参りをするシーンは印象的です。
■評価:★★★★☆