映画「ブラッド・ワーク」

ブラッド・ワーク

■邦題:ブラッド・ワーク
■原題:BLOOD WORK
■上映時間:110分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、犯罪、ドラマ
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公開:2002/12/07
■監督:クリント・イーストウッド
■製作:クリント・イーストウッド
■製作総指揮:ロバート・ロレンツ
■原作:マイクル・コナリー
■脚本:ブライアン・ヘルゲランド
■撮影:トム・スターン
■編集:ジョエル・コックス
■美術:ヘンリー・バムステッド
■音楽:レニー・ニーハウス
■主演:クリント・イーストウッドジェフ・ダニエルズ、ワンダ・デ・ジーザス、ティナ・リフォード、ポール・ロドリゲス、ディラン・ウォルシュ、アンジェリカ・ヒューストン、メイソン・ルセロ、ジェリー・ベッカー、ディナ・イーストウッド、他
■ストーリー:
元FBI心理分析官テリー・マッケイレブは2年前、連続殺人犯“コード・キラー”を追跡中、突然心臓発作で倒れてしまい、犯人を捕り逃す。心臓を移植して何とか一命を取り留めたテリーは早期退職し、現在はクルーザーでの隠居生活を送っている。そんな彼の前にある日、グラシエラと名乗る見知らぬ女性が現れた。そして、自分の姉を殺害した犯人を探してほしいと依頼する。心臓移植したことを理由に断るテリーにグラシエラは、その心臓が殺された姉のものであることを伝える。その事実がテリーを再び捜査の現場へと引き戻すことになったのだったが…。
■感想:
スペース カウボーイ」のクリント・イーストウッド監督作品。心臓移植をした元FBI心理分析官の男が、移植に絡む因縁のために猟奇殺人犯を追う姿を重厚なタッチで描く。殺人事件をマッケイレブの観察力で推理していう展開がよく出来ていました。疲れた体で捜査するマッケイレブを見事に演じてますが、その疲れた体でのラブシーンはどうかなと思いました。連続殺人の理由は単に愉快犯だと思いますが、コンビニ殺人はちゃんとした理由があり、その理由もよく出来ていました。マッケイレブがアランゴ刑事とウォーラー刑事と3人でドーナツを黙々と食べるシーンは笑えました。犯人役はちょっと普通すぎでした。もう少しインパクトあってもよかったと思います。心臓移植していた割には元気だったのが気になりました。アランゴ刑事がいい味出してましたが、ウォーラー刑事はほとんどセリフが無かったです。同じ病院で心臓を待っていた子供はどうなったのか気になりました。
■評価:★★★☆☆