映画「ライディング・ザ・ブレット」

ライディング・ザ・ブレット

■邦題:ライディング・ザ・ブレット
■原題:RIDING THE BULLET
■上映時間:99分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:日活
■公開:2005/07/23
■監督:ミック・ギャリス
■製作:ミック・ギャリス、デヴィッド・ランカスター、グレッグ・マルコム、ジョエル・T・スミス、ヴィッキー・ソーサラン
■製作総指揮:スティーヴン・キング、ジャン・ファントル、フランク・ヒュブナー、ブラッド・クレヴォイ、イエルク・ヴェスターカンプ
■原作:スティーヴン・キング
■脚本:ミック・ギャリス
■撮影:ロバート・C・ニュー
■編集:マーシャル・ハーヴェイ
■美術:アンドリュー・デスキン
■音楽:ニコラス・パイク
■主演:ジョナサン・ジャクソン、デヴィッド・アークエット、クリフ・ロバートソンバーバラ・ハーシー、エリカ・クリステンセン、他
■ストーリー:
1969年の10月。それなりに充実した学生生活を送っているように見えて、その実、生きる目的を失い死の観念に囚われていた青年アラン・パーカー。なによりも6歳で父を亡くしたことと、ある恐ろしい過去の体験がそうしたアランの人格形成に大きく影響していた。そんな時、母ジーンが脳卒中で倒れた、との知らせが届く。楽しみにしていたジョン・レノンのコンサートを諦め、母に会いに行くことを決意したアランは、遥か190キロの道のりをヒッチハイクで向かう。しかしその道行きは次第に怪しさを増し、彼が12歳の時に体験して以来強いトラウマとなっている、ある恐怖の光景に重なっていくのだった…。
■感想:
「スリープウォーカーズ」のミック・ギャリス監督作品。モダン・ホラーの帝王スティーブン・キングが、自らの臨死体験を元に書いた同名小説が原作のサスペンス・ホラー。原作の設定を現在から1969年に変えて描かれています。怖いホラー映画かなと思って観ると肩透かしにあうと思います。不思議なロードームービーでした。ホラー的な映像も所々にありますが、ラストの展開はホラー映画とは言えません。病院に向かう道中は幻覚のシーンが多かったです。ジェットコースターから放り出されるシーン面白かったです。所々に導入される過去のアラン・パーカーと母親の出来事を描かれて、アラン・パーカーが母親に対する気持ちが伝わってきますが、最後に母親を選ぶとは思ってませんでした。病院に急いでいる割にはホームランド墓地に寄り道する展開は訳が分かりませんでした。車の話で「クリスティーン」の話が出たのは良かったです。
■評価:★★★☆☆