映画「エミリー・ローズ」

エミリー・ローズ

■邦題:エミリー・ローズ
■原題:THE EXORCISM OF EMILY ROSE
■上映時間:120分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ドラマ、ホラー、ミステリー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■提供:スクリーン・ジェムス、レイクショア・エンタテインメント、ファーム・フィルムズ
■公開:2006/03/11
■監督:スコット・デリクソン
■製作:ポール・ハリス・ボードマン、ボー・フリン、ゲイリー・ルチェッシ、トム・ローゼンバーグ、トリップ・ヴィンソン
■製作総指揮:アンドレ・ラマル、テリー・マッケイ、デヴィッド・マックイルヴェイン、ジュリー・ヨーン
■脚本:ポール・ハリス・ボードマン、スコット・デリクソン
■撮影:トム・スターン
■編集:ジェフ・ベタンコート
■美術:デヴィッド・ブリスビン
■特殊メイク:グレッグ・キャノン
■衣装:ティシュ・モナガン
■音楽:クリストファー・ヤング
■字幕:伊原奈津子
■主演:ローラ・リニートム・ウィルキンソンキャンベル・スコットジェニファー・カーペンターコルム・フィオール、ジョシュア・クローズ、ケン・ウェルシュ、ダンカン・フレイザー、JR・ボーン、メアリー・ベス・ハート、ヘンリー・ツェーニー、ショーレ・アグダシュルー、他
■ストーリー:
ある日、神父ムーアが悪魔に呪われたという19歳の女子大生エミリー・ローズに悪魔祓いを施した末、死に至らしめたとして過失致死罪で起訴された。彼の弁護には、野心的な女性弁護士エリンがあたることに。エミリーは精神病で、薬の服用をやめさせたことが原因だと主張する検事側に対し、エリンはムーアの真摯な主張をもとに悪魔の存在を証明していく――。ある深夜3時、大学寮で寝ていたエミリーは焦げ臭いにおいで目を覚ました途端、原因不明の痙攣や幻覚に見舞われる。以来、症状が悪化し、病院でも改善が見られない彼女は自宅で療養する。やがて、自分の中に何かが取り憑いていると確信したエミリーは、ムーアに全てを託す。だが、彼の懸命な悪魔祓いも空しく、エミリーは無惨な姿で命を落としてしまう…。
■感想:
2006年12本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「ヘルレイザー/ゲート・オブ・インフェルノ」のスコット・デリクソン監督作品。実話を基に、悪魔に取り憑かれてこの世を去った少女の数奇な運命を辿っていくオカルト・ホラー。悪魔祓いによって少女を死なせたとして法廷に立たされた神父と女性弁護士の真実を巡る緊迫の裁判劇を描く。「エクソシスソ」みたいな映画だと思ってましたが違ってました。ホラーよりは裁判劇がメインで描かれているので、「エクソシスソ」みたいな映画だと思って観ると期待ハズレになるかもしれません。エミリー・ローズは回想シーンの出演でした。悪魔に取り憑かれ方は「エクソシスソ」と同じですが、エミリー・ローズ演じるジェニファー・カーペンターが悪魔に取り憑かれるシーンはCGやたいした特殊メイクに頼らないのにあの演技は凄かったです。「エクソシスソ」とは異なり、見応えありました。エリンが真夜中の3時に悪魔らしきものにより、不思議な体験をしますが、なんか中途半端だったので無いほうがよかったです。それにしてもエミリー・ローズは6人の悪魔に取り憑かれるなんて運が悪すぎです。
■評価:★★★★☆