映画「サウンド・オブ・サンダー」

サウンド・オブ・サンダー

■邦題:サウンド・オブ・サンダー
■原題:A SOUND OF THUNDER
■上映時間:102分
■製作国:アメリカ、ドイツ
■ジャンル:SF、パニック
■配給:松竹
■公開:2006/03/25
■監督:ピーター・ハイアムズ
■製作:ハワード・ボールドウィン、カレン・ボールドウィン、モシュ・ディアマント、アンドリュー・スティーヴンス
■製作総指揮:エリー・サマハ、ロマーナ・シサローヴァ、ジョン・ハーディ、リック・ナサンソン、イエルク・ヴェスターカンプ、ウィリアム・J・イマーマン、ブレック・アイズナー
■原作:レイ・ブラッドベリ
■原案:トーマス・ディーン・ドネリー、ジョシュア・オッペンハイマー
■脚本:トーマス・ディーン・ドネリー、ジョシュア・オッペンハイマー、グレッグ・ポイリアー
■撮影:ピーター・ハイアムズ
■編集:シルヴィ・ランドラ
■美術:リチャード・ホランド
VFXスーパーバイザー:ティム・マクガバン
■衣装:エステル・ワルツ
■音楽:ニック・グレニー=スミス
■字幕:林完治
■主演:エドワード・バーンズキャサリン・マコーマックベン・キングズレー、ジェミマ・ルーパー、デヴィッド・オイェロウォ、ヴィルフリート・ホーホルディンガー、コーリイ・ジョンソン、他
■ストーリー:
西暦2055年、人類はタイムトラベルを可能にしていた。シカゴの大手旅行代理店タイム・サファリ社では、6500万年前にタイムトラベルして恐竜狩りを楽しむという人気ツアーを主催していた。地球の歴史が変わらぬよう、ツアーは厳格に管理されていたが、ある時、ツアー客の一人が気づかぬうちにごく小さな何かを過去から持ち帰ってしまったため、地球上の進化が大きく狂ってしまう。それはタイム・ウェイブ(進化の波)として地球に押し寄せる。最初に異常気象が引き起こされ、続く波で巨大植物の異常繁殖、さらには未知の巨大生物まで出現する。そして最後の波が来たとき、人類は滅亡してしまう。それまでに残された時間はあと僅か。はたして、人類はこの未曾有の危機を乗り越えることができるのか?
■感想:
2006年17本目の劇場鑑賞です。「エンド・オブ・デイズ」「ヤング・ブラッド」のピーター・ハイアムズ監督作品。巨匠レイ・ブラッドベリの古典的傑作SF短編を最新の映像技術で映画化したSFパニック大作。予想していたとおり酷い作品でした。大金をかけている割に作りが安っぽかったです。どこにお金がかかったのかが不思議です。まずCGの出来が酷すぎました。冒頭のアロサウルスの出来はCGだというのがハッキリと分かります。あと未来都市や、車にしても雑な作りに感じました。車の数が非常に多いのには違和感がありました。外でのシーンでは背景に奥行きがないのも気になりました。様々な問題が安易に解決してしまう展開に緊張感が全く感じられませんでした。せっかくベン・キングズレーが出演しているのに勿体無いです。一番驚いたのが、蝶を一匹踏んだだけで、これだけ未来が変わる展開です。
■評価:★☆☆☆☆