映画「ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR」

ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR

■邦題:ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
■原題:NIGHT WATCH
■原題:NOCHNOY DOZOR
■上映時間:115分
■製作国:ロシア
■ジャンル:ファンタジー、サスペンス、ホラー
■配給:20世紀フォックス映画
■提供:FOXサーチライト・ピクチャーズ
■公開:2006/04/01
■監督:ティムール・ベクマンベトフ
■製作:コンスタンティン・エルンスト、アナトリー・マキシモ
■原作:セルゲイ・ルキヤネンコ
■ロシア語版脚本:セルゲイ・ルキヤネンコティムール・ベクマンベトフ
■英語版脚本:ティムール・ベクマンベトフ、レータ・カログリディス
■撮影:セルゲイ・トロフィモフ
■編集:ドミトリー・キセレフ
■美術:ワレーリー・ヴィクトロフ、ムクタール・ミルザケイェフ
■音楽:ユーリ・ポテイェンコ
■字幕:太田直子
■主演:コンスタンチン・ハベンスキー、ウラジーミル・メニショフ、マリア・ポロシナ、ガリーナ・チューニナ、ヴィクトル・ヴェルズビツキー、マリア・ミロノーワ、イリア・ラグテンコ、ジャンナ・フリスケ、ディマ・マルティノフ、ワレーリー・ゾルツキン、ユーリ・クッシェンコ、他
■ストーリー:
世界はかつて、光の勢力と闇の勢力との間で激戦を続け、破滅の危機にあった。やがて戦いの無益さに気付いた両者は、1000年前に休戦協定を結ぶ。以来、特殊な超能力を持つ“異種(アザーズ)”に目覚めた人間は、光につくか闇につくか、それぞれ本人の意志で決めることに。そして光は闇の監視人“ナイト・ウォッチ”、闇は光の監視人“デイ・ウォッチ”として互いを見張り、その均衡を保っていった。現代のモスクワ。予知能力を持つナイト・ウォッチのメンバー、アントンはある日、地下鉄で狙われた12歳の少年イゴールを助けるために闇のヴァンパイアを仕留める。また彼はそこで、伝説の“災いを招く乙女”を見かけた。それが世に現われると光と闇の均衡が崩れ、“偉大なる異種”が出現し、光と闇どちらかに加勢するという。そんな中、モスクワに異常気象が発生。またしてもイゴールを巡り、アントンら光と闇とが相まみえるのだが…。
■感想:
2006年16本目の劇場鑑賞です。公開当日観ました。「エスケープ・フロム・アフガン」のティムール・ベクマンベトフ監督作品。セルゲイ・ルキヤネンコのベストセラー小説を映画化。現代のロシアで繰り広げられる光と闇の勢力による壮絶な抗争を、従来のロシア映画のイメージを覆すスタイリッシュにして斬新なヴィジュアル表現で描き出す。「マトリックス」を超える映像革命ということで、少しは期待したのですが、超えているとは思えませんでした。全体的なダークな雰囲気は良かったです。ロシア語ということで、字幕が英語と日本語の両方が表示されるのですが、縦に表示される日本語の字幕が見えにくいのが気になりました。特に解説シーンで、本に書かれたペラペラアニメーションの背景が白だったので、字幕が消えて意味が解りませんでした。英語は字幕で表示しているのだけでなく色々と工夫がされていたのは面白かったです。CGはよく出来ていると思います。思っていたより戦闘シーンが少なかったのは残念でした。あと解りづらいシーンが多々ありました。ザウロンの背骨が剣になりましたが、背骨はどうなったのか気になりました。エンドロールに続編の1シーンが観れました。
■評価:★★★☆☆