映画「リバティーン」

リバティーン

■邦題:リバティーン
■原題:THE LIBERTINE
■上映時間:110分
■製作国:イギリス
■ジャンル:ドラマ、歴史劇、ロマンス
■配給:メディア・スーツ
■提供:プレシディオ、アミューズエンタテインメント
■公開:2006/04/08
■監督:ローレンス・ダンモア
■製作:リアンヌ・ハルフォン、ジョン・マルコヴィッチラッセル・スミス
■製作総指揮:チェイス・ベイリー、スティーヴ・クリスチャン、マーク・サミュエルソン、ピーター・サミュエルソン、ラルフ・カンプ、ルイーズ・グッドシル
■原作:スティーヴン・ジェフリーズ
■脚本:スティーヴン・ジェフリーズ
■撮影:アレクサンダー・メルマン
■編集:ジル・ビルコック
■美術:ベン・ヴァン・オズ
■衣装:ディーン・ヴァン・ストラーレン
■音楽:マイケル・ナイマン
■字幕:佐藤恵
■字幕監修:青井陽治
■主演:ジョニー・デップサマンサ・モートンジョン・マルコヴィッチロザムンド・パイクトム・ホランダー、ジョニー・ヴェガス、ケリー・ライリー、ジャック・ダヴェンポート、リチャード・コイル、フランチェスカ・アニス、ルパート・フレンド、ポール・リッター、スタンリー・タウンゼント、他
■ストーリー:
1660年代、王政復古のイギリス。国王の親族が居並ぶ大事な宴の席で卑猥な詩を朗読して国王の怒りを買い幽閉されていた第二代ロチェスター伯爵こと詩人のジョン・ウィルモット。恩赦を受けて3ヵ月ぶりにロンドンへと戻ってくる。しかし、ロンドンでは相も変わらず悪友たちと酒を酌み交わし、娼婦を抱く放蕩の日々。そんなある日、ジョンは訪れた芝居小屋で観客のブーイングを浴びていた若い女優エリザベス・バリーに目を留める。彼女の隠れた才能に気づいたジョンは自ら演技指導を申し出る。悪名高いジョンを警戒して固辞するバリーだったが、ジョンの熱意に押し切られ、翌日から2人は一対一で稽古を開始するのだった。
■感想:
2006年21本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。ローレンス・ダンモア監督デビュー作品。「素晴らしい才能を有しながらも、挑発的な言動を繰り返し、酒とセックス三昧の奔放な人生の果てに33歳の若さで亡くなった孤独な天才詩人の半生を描く。全体的に暗い雰囲気で17世紀の英国が描かれています。ロチェスター演じるジョニー・デップの演技に尽きると思います。特に後半で梅毒に侵されてからの鬼気迫る演技は見ものです。ジョニー・デップのファンの方にはお勧めです。エリザベス・バリー演じるサマンサ・モートンや、チャールズ二世演じるジョン・マルコヴィッチも良かったです。ジョニー・デップが冒頭で「私の事を好きにならないでくれ・・・」ラストで「それでも私が好きか?」と問いますが、答えられません。
■評価:★★★★☆