映画「Vフォー・ヴェンデッタ」

Vフォー・ヴェンデッタ

■邦題:Vフォー・ヴェンデッタ
■原題:V FOR VENDETTA
■上映時間:132分
■製作国:イギリス、ドイツ
■ジャンル:アクション、サスペンス
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公開:2006/04/22
■監督:ジェームズ・マクティーグ
■製作:ジョエル・シルヴァー、アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー、グラント・ヒル
■製作総指揮:ベンジャミン・ウェイスブレン
■キャラクター創造:アラン・ムーア
■脚本:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
■撮影:エイドリアン・ビドル
■編集:マーティン・ウォルシュ
■美術:オーウェン・パターソン
■衣装:サミー・シェルドン
■音楽:ダリオ・マリアネッリ
■字幕:雨宮健
■主演:ナタリー・ポートマンヒューゴ・ウィーヴィングスティーヴン・レイスティーヴン・フライジョン・ハートティム・ピゴット=スミス、ルパート・グレイヴス、ロジャー・アラム、ベン・マイルズ、ヴァレリー・ベリー、シニード・キューザック、ナターシャ・ワイトマン、ジョン・スタンディング、エディ・マーサン、他
■ストーリー:
近未来のイギリス。そこは独裁者アダム・サトラー議長が支配するファシズム国家となっていた。テレビ局で働くイヴィーはある日、外出禁止時間に表を歩いていたところを運悪く秘密警察に見つかってしまう。そんな絶体絶命の危機を、彼女は“V”と名乗る謎の仮面男に救われる。しかし男は、1605年に国王の圧政に反発し国家転覆を図り失敗に終わったガイ・フォークスにならって、たった一人でサトラー政府に反旗を翻す狡猾非情なテロリストだった。次第にVのテロ活動に深く巻き込まれていくイヴィーは、やがて自分自身の内なる真実に目覚めてゆく…。
■感想:
2006年22本目の劇場鑑賞です。公開当日観ました。ジェームズ・マクティーグ監督デビュー作品。アラン・ムーアデヴィッド・ロイドによって80年代に発表されたコミックをベースに、「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟が脚本化したサスペンス・アクション。独裁国家となったイギリスを舞台に、反ファシズムを掲げテロ行為を繰り返す謎の男“V”と、その戦いに巻き込まれていく一人の女性の葛藤と成長を描く。原作は見ていないです。Vを演じてるのはヒューゴ・ウィーヴィングですが、最初はVの仮面に違和感を感じましたが、見慣れていくうちにカッコよく見えてきました。Vのエプロン姿のおちゃめな姿は印象的です。アクションは「マトリックス」ほどのハデさはありませんでした。ナタリー・ポートマン丸刈りも見所の一つですが、髪を切るシーンは意外とあっさりとして短かったです。ラストの国会議事堂の大爆発は見応えありました。最後まで仮面をつけたままでしたが、やっぱり仮面の中を見たかったです。
■評価:★★★★☆