映画「ダ・ヴィンチ・コード」

ダ・ヴィンチ・コード

■邦題:ダ・ヴィンチ・コード
■原題:THE DA VINCI CODE
■上映時間:150分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ミステリー、ドラマ、サスペンス
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■提供:コロンビア・ピクチャーズ、イマジン エンタテインメント
■公開:2006/05/20
■監督:ロン・ハワード
■製作:ブライアン・グレイザー、ジョン・コーリー
■製作総指揮:トッド・ハロウェル、ダン・ブラウン
■原作:ダン・ブラウン
■脚本:アキヴァ・ゴールズマン
■撮影:サルヴァトーレ・トチノ
■編集:ダニエル・P・ハンリー、マイク・ヒル
■美術:アラン・キャメロン
■衣装:ダニエル・オーランディ
■音楽:ハンス・ジマー
■字幕:戸田奈津子
■主演:トム・ハンクスオドレイ・トトゥイアン・マッケランアルフレッド・モリナジャン・レノポール・ベタニーユルゲン・プロフノウエチエンヌ・シコジャン=ピエール・マリエール、他
■ストーリー:
ある日、ルーヴル美術館で館長のジャック・ソニエールが殺害される事件が起こる。遺体は奇妙な体勢で横たわり、周囲には不可解な暗号らしきものが記されていた。フランス司法警察のファーシュ警部は、講演のためパリに滞在していたハーバード大学教授ロバート・ラングドンに協力を依頼、事件現場に呼び出す。宗教象徴学の権威であるラングドンはさっそく暗号の解読を始めるが、この時警部はラングドン自身をこそ疑っていた。そこへ、暗号解読官ソフィー・ヌヴーが現われる。ラングドンと共に残りの暗号解読に乗り出したソフィーは、すぐにラングドンの無実を確信する。そして同時に、事件解決には彼の力が不可欠なことを悟った彼女は、突然、ある驚きの行動に出るのだった…。
■感想:
2006年28本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「ビューティフル・マインド」「シンデレラマン」のロン・ハワード監督作品。ルーヴル美術館での殺人事件を発端に、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画に隠された暗号を解き明かし、事件の裏に秘められたキリスト教をめぐる人類史上最大の秘密に迫るダン・ブラウンの同名世界的ベストセラーを映画化した話題のミステリー大作。原作は未読です。予備知識無しで観たので解りにくい点もありました。困難な謎解きをトム・ハンクスが、観客が考える暇もないうちに、次々といとも簡単に謎を解き明かされていく展開は残念です。登場人物の説明描写が足りないので、解りづらい点もありました。所々に見せる回想シーンは見応えありました。ソニエール館長が瀕死の傷を負った身で「ウィトルウィウス的人体図」を模した事と、あちこちにメッセージを残している割りに、血痕がその場所にしか残っていないのが、最大の謎でした。シラス演じるポール・ベタニーが「スター・ウォーズ」のシス卿に見えました。映画を観てルーヴル美術館に行きたくなりました。
■評価:★★★☆☆