映画「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」

エイリアンVSヴァネッサ・パラディ

■邦題:エイリアンVSヴァネッサ・パラディ
■原題:ATOMIK CIRCUS - LE RETOUR DE JAMES BATAILLE
■原題:THE RETURN OF JAMES BATTLE
■上映時間:91分
■製作国:フランス、ドイツ、イギリス
■ジャンル:コメディ、SF、サスペンス
■配給:ギャガ=ヒューマックス
■提供:MMC・エントロピー
■公開:2005/10/08
■監督:ディディエ・ポワロー、ティエリー・ポワロー
■製作:ニコラ・ルクレルク、エマニュエル・ルペール
■製作総指揮:アルフレッド・ウルマー、クロード・ルテシエ
■脚本:ディディエ・ポワロー、ティエリー・ポワロー、ジャ=フィリップ・デュガン、マリー・ガレル・ウェス、ヴァンサン・タヴィエ
■撮影:フィリップ・ル・スール
■編集:マリオ・パティスティル
■美術:マリオン・ドラノー
■特殊メイク:ジャン=クリストフ・スパダチーニ、ドニ・ガストー
■音楽:ザ・リトル・ラビッツ
■主演:ヴァネッサ・パラディジェイソン・フレミング、ブノワ・ポールヴールド、ジャン=ピエール・マリエール、ヴェナンチーノ・ヴェナンチーニ、ヴァンサン・タヴィエ、ブーリ・ランネール、ドミニク・ベテンフェルド、他
■ストーリー:
片田舎の小さな町スコットレット。この町で開催されるフェスティバルに参加するためやってきたスタントマンのジェームスは、町を牛耳るボスコの一人娘で歌手のコンチャと出会い、2人は一瞬にして恋に落ちるのだった。それを快く思わないボスコは、ジェームスがスタントを失敗して彼の経営する酒場を破壊してしまったのをいいことに、ジェームスを133年の禁固刑に処してしまう。傷心を癒そうと歌に没頭するコンチャ。そんな彼女に怪しげなプロデューサー、アランが近づく。一方決死の脱獄に成功したジェームスは、急ぎコンチャのもとへと向かうが、その時町では凶暴なエイリアンの襲撃が始まっていた…。
■感想:
ディディエ・ポワロー、ティエリー・ポワロー兄弟監督デビュー作品。フランスの田舎町を舞台に、凶暴なエイリアンの襲来でパニックが広がる中、美しき歌姫とさすらいのスタントマンの恋の行方がスリリングに描かれてゆく。タイトルから見て、ヴァネッサ・パラディとエイリアンとの戦いを描いた作品だと思って観たら全く違ってました。エイリアンの飛行船を見て「宇宙戦争」を思い出しました。エイリアンの侵略がメインだと思っていたら、ついでという感じに見えました。エイリアンが人間を襲うシーンは血が生々しい残酷な描写だったのには驚きました。パラディの近所に住んでいる人がエイリアンに頭を攻撃されたのに生きているのは謎です。パラディが沢山現れるラストのオチの意味がさっぱり解りませんでした。
■評価:★★☆☆☆