映画「ポセイドン」

ポセイドン

■邦題:ポセイドン
■原題:POSEIDON
■上映時間:98分
■製作国:アメリ
■ジャンル:パニック、アドベンチャー、サスペンス
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公開:2006/06/03
■監督:ウォルフガング・ペーターゼン
■製作:ウォルフガング・ペーターゼン、マイク・フレイス、アキヴァ・ゴールズマン、ダンカン・ヘンダーソン
■製作総指揮:シーラ・アレン、ケヴィン・バーンズ、ジョン・J・ジャシュニ、ベン・ワイスブレン
■原作:ポール・ギャリコ
■脚本:マーク・プロトセヴィッチ
■撮影:ジョン・シール
■編集:ピーター・ホーネス
■美術:ウィリアム・サンデル
■衣装:エリカ・エデル・フィリップス
■音楽:クラウス・バデルト
■字幕:菊池浩二
■主演:カート・ラッセルジョシュ・ルーカスジャシンダ・バレットリチャード・ドレイファス、ジミー・ベネット、エミー・ロッサム、マイク・ヴォーゲルミア・マエストロアンドレ・ブラウアー、ケヴィン・ディロン、フレディ・ロドリゲス、カーク・B・R・ウォーラー、ステイシー・ファーガソン、ケリー・マクネア、他
■ストーリー:
晦日の夜。北大西洋を航行中の豪華客船“ポセイドン号”。広大なボール・ルームには大半の乗客が集まり、ニューイヤー・イブの祝宴が華やかに催されていた。ところが、今まさに新年を迎えようとしたその瞬間、巨大な波がポセイドン号を襲い、船は瞬く間に船底を上に向けて完全に転覆してしまうのだった。4000人の乗客の多くが一瞬にして命を失う。天地逆転したボール・ルームに残るわずか数百名の生存者たち。船長は救助が来るまでこの場に止まるよう全員に命じる。しかし、プロのギャンブラー、ディランは自らの直感を信じ、一人脱出を企てる。一方、前NY市長のロバートも、別の場所にいる娘ジェニファーを捜すため、ディランと行動を共にするのだったが…。
■感想:
2006年31本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「トロイ」「パーフェクト ストーム」のウォルフガング・ペーターゼン監督作品。72年に製作されたパニック映画の金字塔「ポセイドン・アドベンチャー」を、最新の映像技術を駆使してリメイクしたスペクタクル超大作。CGや特殊効果は当然、前作より優れてますが、肝心な内容は前作の方がよかったです。前作では誰が生き残り、誰が死ぬかが分からず緊張感があり、意見の食い違いなど仲間どうしでもめたりという人間模様が描かれていましたが、それが全く描かれておらずパニック重視に描かれていました。登場人物を見て誰が生き残り誰が死ぬかが簡単に分かりやすかったす。様々な困難もいとも簡単に回避していくので安心して見れました。大津波で“ポセイドン号”が転覆するシーンが一番見応えありました。上映時間が98分と短かったので、テンポよく転覆してテンポよく脱出って感じでした。長い映画が苦手な人にはお勧めカモ。
■評価:★★★☆☆