映画「オーメン2/ダミアン」

オーメン2/ダミアン

■邦題:オーメン2/ダミアン
■原題:DAMIEN: OMEN II
■上映時間:108分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:1979/02
■監督:ドン・テイラー
■製作:ハーヴェイ・バーンハード、メイス・ニューフェルド
■原作:ハーヴェイ・バーンハード
■脚本:スタンリー・マン、マイケル・ホッジス
■撮影:ビル・バトラー
■編集:ロバート・ブラウン
■音楽:ジェリー・ゴールドスミス
■字幕:岡枝慎二
■主演:ウィリアム・ホールデン、リー・グラント、ジョナサン・スコット・テイラー、ロバート・フォックスワース、レオ・マッカーン、ニコラス・プライアー、ランス・ヘンリクセン、エリザベス・シェパード、リュー・エアーズ、シルヴィア・シドニー、他
■ストーリー:
ダミアンは聖書に書かれてあるというジャッカルの腹から生まれた悪魔の申し子である。外交官をしていたロバートが実子が死産した時引き取った子だったがロバート夫妻はこのダミアンのために血なまぐさい事件に捲きこまれ、遂にはその犠牲になったのだった。工業会社の社長であるロバートの弟リチャードがダミアンを養子として迎えてから7年、ダミアンはリチャードの実子でダミアンと同年のマークとシカゴに近い陸軍学校に通っていた。ある日、リチャードの伯母で、ロバートがダミアンを殺そうとしていたことを知っていたマリオンが不思議な死を遂げた。それから、しばらくしてリチャードの経営する博物館の館長ウォレンの友だちで、ダミアンにまつわる秘密を知っているジャーナリストのジョーンが死んだ。陸軍学校におけるダミアンの成績は抜群だった。上官のネフ軍曹に忠告され、聖書の黙示録を続み、自分の頭髪の下の666という数字の謎を知ったダミアンは自分が悪魔の子であることを知りショックを受ける。
■感想:
ドクター・モローの島」のドン・テイラー監督作品。悪魔の子ダミアンが捲き起こす超自然的な惨劇を描いた恐怖映画で「オーメン」の続篇。冒頭は前作の続きから始まり、早速2人が生き埋めで殺されていましたが、話は7年後でダミアンは13歳までに成長してました。前作より殺しのシーンが多く、色々と工夫が凝らされています。ハイウェイでカラスに襲われるシーン、エレベーター内での胴体をワイヤーで切断するシーン、凍りついた湖に沈んだ犠牲者が氷の下を流されて行くシーン、貨物車に挟まれるシーンなどです。ダミアンが鏡で頭髪の下の666という数字を見て、自分が悪魔の子だと知ってショックを受ますが、あれ知らなかったの?って感じも受けました。若かりし頃のランス・ヘンリクセンがよかったです。
■評価:★★★☆☆