映画「ウルトラヴァイオレット」

ウルトラヴァイオレット

■邦題:ウルトラヴァイオレット
■原題:ULTRAVIOLET
■上映時間:87分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、SF、ホラー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■提供:スクリーン・ジェムス
■公開:2006/06/24
■監督:カート・ウィマー
■製作:ジョン・バルデッチ、ルーカス・フォスター
■製作総指揮:スー・ジェット、チャールズ・ワン、トニー・マーク
■脚本:カート・ウィマー
■撮影:アーサー・ウォン、ジミー・ウォン
■編集:ウィリアム・イェー
■美術:チュー・サンポン
■衣装:ジョセフ・ポロ
■音楽:クラウス・バデルト
■字幕:稲田嵯裕里
■主演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、キャメロン・ブライト、ニック・チンランド、ウィリアム・フィクトナー、他
■ストーリー:
21世紀末、新種のウィルスが蔓延、感染した人間は超人的な知能と運動能力を身につけるが、“ファージ”と呼ばれた彼らは感染後わずか12年で命を落とす運命にあった。ファージの能力を恐れた人間たちは、彼らの根絶を企て、政府によるファージ掃討作戦が開始される。追い詰められたファージは地下組織を結成、人間政府との激しい抗争を繰り広げる。やがて政府はファージ絶滅の切り札となる最終兵器の開発に成功する。ファージ側はその情報をつかむと、最終兵器強奪のため、最強の殺し屋ヴァイオレットを送り込む。かつて、感染した夫と子どもを政府に殺され復讐に燃えるヴァイオレットは、兵器の入ったケースを難なく奪い去る。しかしその直後、彼女は最終兵器がわずか9歳の少年であることを知るのだった。
■感想:
2006年37本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。「リベリオン」のカート・ウィマー監督作品。驚異的な能力を持つ<超人間(ファージ)>とその撲滅を目指す政府が対立する近未来を舞台に、人間の少年を守るため、両勢力を敵に回したファージの女戦士の戦いを、息をもつかせぬアクションの連続で描くSFアクション。「イーオン・フラックス」という似た感じの映画がイマイチだったので、期待せずに観ました。ミラ・ジョヴォヴィッチ中心で描かれているので、ミラ・ジョヴォヴィッチのプロモーション・ビデオにも思えました。前半はハデなアクションでグイグイと話が進んで行きますが、後半は失速という感じがしました。ミラ・ジョヴォヴィッチは綺麗でしたが、めっちゃ強すぎで、ミラ・ジョヴォヴィッチの掃討作戦が繰り広げられていました。シックスも一滴の涙で助かるのなら、最初から苦労しないで済んだと思いました。ミラ・ジョヴォヴィッチが好きな人にはお勧めだと思います。
■評価:★★☆☆☆