映画「サイレントヒル」

サイレントヒル

■邦題:サイレントヒル
■原題:SILENT HILL
■上映時間:126分
■製作国:アメリカ、日本、カナダ、フランス
■ジャンル:ホラー、サスペンス
■配給:松竹
■公開:2006/07/08
■監督:クリストフ・ガンズ
■製作:ドン・カーモディ、サミュエル・ハディダ
■製作総指揮:ヴィクター・ハディダ、アンドリュー・メイソン、山岡晃
■脚本:ロジャー・エイヴァリー
■撮影:ダン・ローストセン
■編集:セバスチャン・プランジェール
■クリーチャーデザイン:パトリック・タトポロス
■美術:キャロル・スピア
■衣装:ウェンディ・パートリッジ
■スーパーバイザー:パトリック・タトポロス
■音楽:ジェフ・ダナ
■字幕:牧野琴子
■主演:ラダ・ミッチェルショーン・ビーンローリー・ホールデンデボラ・カーラ・アンガー、キム・コーツ、ターニャ・アレン、アリス・クリーグ、ジョデル・フェルランド、他
■ストーリー:
ローズとクリストファーの夫婦は、9歳になる娘シャロンの奇妙な言動に悩んでいた。しばしば情緒不安定になり、“サイレントヒル”とつぶやくシャロン。彼女を救う手掛かりを探すローズは、やがてサイレントヒルという街が実在することを突き止める。そこは、30年前に大火災に見舞われた忌まわしい過去のため今では誰も近づかないゴーストタウンと化していた。ローズはクリストファーの制止を振り切り、シャロンを車に乗せその街を目指す。しかしサイレントヒルへと続く狭い道の途中で事故に遭い、ローズは気を失ってしまう。彼女が意識を取り戻したとき、そこにシャロンの姿はなかった。ローズはシャロンの行方を追って、サイレントヒルの奥深くへと彷徨い込んでいくのだが…。
■感想:
2006年39本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「ジェヴォーダンの獣」のクリストフ・ガンズ監督作品。廃墟と化した不気味な街に足を踏み入れた一組の母娘を、想像を絶する恐怖が襲う。まず、ショーン・ビーンが出演している事に驚きました。主人公が父親ではなく母親でした。ゲームの雰囲気やディテールはしっかりと映像化していたと思います。とにかく映像のクオリティは高いと思います。懐中電灯を片手に走り回るのはゲームそのものでした。惜しみなく出てくるモンスターもゲームと同じでしたが、戦う事はなく逃げるだけでした。所々でゲームの場面が描かれているのもゲームファンの方のサービスだと思います。サイレンが鳴ってから昼間のサイレントヒルが闇に包まれて、異世界へと変貌を遂げていくシーンは必見です。ラストの有刺鉄線での壮絶な殺戮シーンも迫力ありました。同じゲーム映画化の「バイオハザード」シリーズよりは完成度が高いと思います。
■評価:★★★★☆