映画「オリバー・ツイスト」

オリバー・ツイスト

■邦題:オリバー・ツイスト
■原題:OLIVER TWIST
■上映時間:129分
■製作国:イギリス、チェコ、フランス、イタリア
■ジャンル:ドラマ、文芸
■配給:東宝東和
■公開:2006/01/28
■監督:ロマン・ポランスキー
■製作:アラン・サルド、ロベール・ベンムッサ、ロマン・ポランスキー
■原作:チャールズ・ディケンズ
■脚本:ロナルド・ハーウッド
■撮影:パヴェル・エデルマン
■編集:エルヴェ・ド・ルーズ
■美術:アラン・スタルスキ
■衣装:アンナ・シェパード
■音楽:レイチェル・ポートマン
■主演:バーニー・クラーク、ベン・キングズレー、ハリー・イーデン、ジェイミー・フォアマン、エドワード・ハードウィック、リアン・ロウ、マーク・ストロング、イアン・マクニース、他
■ストーリー:
19世紀イギリス。9歳になり、救貧院へと連れて来られた孤児のオリバー・ツイスト。しかし夕食の席でおかわりを求めたばかりに委員の怒りを買い追放処分に。その後葬儀屋の主人に一旦は引き取られるが、ここでも理不尽ないじめにあったオリバーは、ついに家を飛び出し70マイル彼方にある大都会ロンドンを目指す。そしてようやく辿り着いたロンドンでオリバーは、フェイギンが束ねる少年スリ団のリーダー、ドジャーと出会い、彼と行動を共にするのだが…。
■感想:
戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー監督作品。文豪チャールズ・ディケンズの名作を完全映画化した感動巨編。原作は読んでません。オリバー・ツイスト演じる新人のバーニー・クラークは可愛かったです。主役であるハズのオリバー・ツイストの存在感が薄かったのが残念です。それより、ナンシーやサイクスの方が印象的でした。19世紀のロンドンの風景は見事に再現されていると思います。オリバーが家を飛び出し70マイル彼方にある大都会ロンドンを目指すまでよかったですが、ロンドンに着いてからのオリバーは受動的だったのが存在感が薄かった原因かと思います。ラストも思っていたより感動はしませんでした。オリバーよりナンシーの方が哀れで、オリバーが不幸な子供には見えませんでした。
■評価:★★★☆☆