映画「ゲド戦記」

ゲド戦記

■邦題:ゲド戦記
■原題:TALES FROM EARTHSEA
■上映時間:115分
■製作国:日本
■ジャンル:ファンタジー、ドラマ
■配給:東宝
■公開:2006/07/29
■監督:宮崎吾朗
■プロデューサー:鈴木敏夫
■原作: アーシュラ・K・ル=グウィン
■脚本:宮崎吾朗、丹羽圭子
美術監督武重洋二
■音楽:寺嶋民哉
■主題歌:手嶌葵
■デジタル作画監督片塰満則
■映像演出:奥井敦
■効果:笠松広司
■作画演出:山下明彦
作画監督:稲村武志
色彩設計保田道世
■制作:スタジオジブリ
■整音:高木創
■挿入歌:手嶌葵
■録音演出:若林和弘
■整音監修:井上秀司
■声の主演:岡田准一手嶌葵、田中裕子、小林薫夏川結衣香川照之内藤剛志倍賞美津子風吹ジュン菅原文太、他
■ストーリー:
多島海世界“アースシー”では、西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の住む東海域に現われ共食いを始めた。それに呼応して、世界ではさまざまな異変が起こり始める。世界の均衡が崩れつつあるのだった。偉大な魔法使い、大賢人ゲドは、災いの源を探る旅に出る。やがて彼は、心に闇を持つ少年、エンラッドの王子アレンと出会う。影におびえるアレンを伴い、旅を続けるゲドは、ホート・タウンの街はずれにある幼なじみテナーの家に身を寄せる。そこには親に捨てられた少女テルーも住んでいた。彼女は、自暴自棄になっているアレンを激しく嫌悪する…。
■感想:
2006年41本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。宮崎吾朗監督デビュー作品。ル=グウィンの名作ファンタジーゲド戦記』をスタジオジブリが映画化した長編アニメーション。相変わらず、声優はクオリティの低い、話題性重視なのがとても残念でした。アレンが父親を襲った理由や、テルーが竜になった事など、説明不足の点が多く、不明な点が多く残ったまま終わりました。宮崎吾朗監督は、デビュー作からいきなり名作ファンタジーをするのは無理な気もします。国王、王妃、ハジア売り、女主人などのキャラクターの登場は一瞬だけで終わっていました。ラストで変わるクモの顔は妖怪人間を思い出しました。『テルーの唄』は主題歌だと思っていたけど挿入歌でした。主題歌は『時の歌』で、劇場で初めて聞きました。
■評価:★★☆☆☆