映画「酔拳2」

酔拳2

■邦題:酔拳2
■原題:DRUNKEN MASTER II
■上映時間:101分
■製作国:香港
■ジャンル:アクション
■配給:東宝東和
■公開:1994/12
■監督:ラウ・カーリョン
■製作:エリック・ツァンエドワード・タン、バービー・タン
■製作総指揮:レナード・ホー
■脚本:エドワード・タン、トン・マンミン、ユエン・カイチー
■撮影:チャン・ユイジョウ
■編集:チョン・イウチョン
■美術:エディ・マー
■音楽:ウー・ワイラップ
■字幕:岡田壮平
■主演:ジャッキー・チェンアニタ・ムイ、ラウ・カーリョン、ティ・ロンアンディ・ラウ、フェリックス・ウォン、ホー・ヨンファン、ロー・ワイコン、他
■ストーリー:
ある日、父のウォン・ケイインと一緒に薬材仕入れの旅に出掛けたフェイフォンは、列車の中で高名な軍人武術家のフク・マンケイと出くわし、彼に泥棒と間違えられたために一戦交える。その際、フク・マンケイが持っていた中国皇帝の証である印章が、偶然フェイフォンの手に渡ってしまう。そんなこととは知らず、継母のリンと街に買い物に出掛けた彼は、母の宝石をひったくろうとした賊と戦い、リンにそそのかされて父の戒めを破り、酒を飲んで酔拳を使って敵を撃退する。だが、これが厳格な父に知れ、フェイフォンは家を叩き出される。
■感想:
少林寺三十六房 」「阿羅漢」のラウ・カーリョン監督作品。ジャッキー・チェン出世作「ドランクモンキー 酔拳」の続編に16年ぶりに挑んだクンフー・アクション。面白かったです。久しぶりにジャッキー・チェンのカンフーアクションを観た感じがしました。冒頭の列車でのフク・マンケイとの対決をはじめ、斧を持った百人の敵との死闘、ラストの武術家ジョンとの対決まで、見ごたえ十分でした。武術家ジョンの足技は見事でした。酔拳だけに頼らず小道具を使ったお得意の戦いはよかったです。特に数の多い敵と戦うシーンが一番好きで、ジャッキーが強すぎないのがいい。笑いも全編に盛り込まれてよかったです。ラストで工業用アルコールを飲んで暴れまくるジャッキーは必見です。継母のリン役のアニタ・ムイもいい味出していました。ラストの落ちも好きです。
■評価:★★★★☆