映画「バスケット・ケース」

バスケット・ケース

■邦題:バスケット・ケース
■原題:BASKET CASE
■上映時間:93分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:ユーロスペース
■公開:1985/02
■監督:フランク・ヘネンロッター
■製作:エドガー・レヴィンズ
■製作総指揮:アーニー・ブルック、トム・ケイ
■脚本:フランク・ヘネンロッター
■撮影:ブルース・トーベット
■編集:フランク・ヘネンロッター
■音楽:ガス・ラッソウ
■字幕:堀越譲三
■主演:ケヴィン・ヴァン・ヘンテンリック、テリー・スーザン・スミス、ビヴァリー・ボナー、他
■ストーリー:
グレン・フォールズの医師リフランダーが、小さいが恐ろしく奇怪なものに襲われて死亡する。デュアンがニューヨークの42番街を歩いている。バスケットケースを大事そうにかかえた彼は、とある安ホテルに泊った。彼がハンバーガーをバスケットに放り込むと、中でむさぼり食う音がする。その間にデュアンはリフランダーのカルテを目にやる。そこには2人の医師の名前が書かれてあった。
■感想:
フランク・ヘネンロッター監督デビュー作品。奇形人間が自分を殺そうとした医者に復讐するという恐怖映画。80年代代表するB級ホラーです。シャム双生児として生まれたベリアルとドウェインの医師への復習劇が丁重に描かれています。B級映画なんで、特撮などはチープな作りで、安っぽい映画に見えますが、内容はしっかりとしていて、色々と考えさせられます。兄のベリアルの姿はスグには見せないのでバスケットケースの中身が気になりました。ストップモーションでベリアルが描かれるシーンで、ベリアルの目が光るのはとても不気味でした。ラストは兄弟喧嘩から始まるわけですが、とても悲しい結末でした。
■評価:★★★★☆