TV「マスターズ・オブ・ホラー/魔女の棲む館」

魔女の棲む館

■邦題:マスターズ・オブ・ホラー/魔女の棲む館
■原題:MASTERS OF HORROR: H.P. LOVECRAFT'S DREAMS IN THE WITCH-HOUSE
■上映時間:58分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:角川ヘラルド映画
■提供:IDT ENTERTAINMENT、NICE GUY PRODUCTIONS、INDUSTRY ENTERTAINMENT
■監督:スチュアート・ゴードン
■製作総指揮:キース・アディス、モリス・バーガー、スティーヴン・R・ブラウン、アンドリュー・ディーン
■原案:H・P・ラヴクラフト
■原作:H・P・ラヴクラフト
■脚本:デニス・パオリ、スチュアート・ゴードン
■撮影:ジョン・ジョフィン
■編集:マーシャル・ハーヴェイ
■美術:デヴィッド・フィッシャー
■衣装:リン・ケリー
■音楽:リチャード・バンド
■字幕:栗原とみ子
■主演:エズラ・ゴッテン、スーザン・ベイン、ジェイ・ブラゾー、アンソニー・ハリソン、他
■ストーリー:
大学生のウォルターは古ぼけたアパートを訪れ、ある部屋を借りた。壁の中からネズミらしき音が聞こえてくるが、管理人に言わせれば、嘘か真か分からぬが築三百年だからネズミの一匹や二匹がいてもおかしくないという。管理人の他には、母親フランセスと赤ん坊のダニー、いつも十字架を持って何かを祈っている老人ジョーが住んでいた。ウォルターは早速、パソコンで部屋の奇妙な空間を調査していく。その部屋の奇妙な空間が交わる交点を見つけることができれば、別次元に自在に行き来できると確信していた。そんなある夜、本を読んでうたた寝をしてしったとき、壁が青白い光を発し不気味な人面ネズミが現れた。翌日、ウォルターは、フランセスから1〜2時間ダニーを預かって欲しいと頼まれる。フランセスの部屋でダニーの子守をしている内に眠りこけてしまうと、漆黒のローブをはおった妖しい影が忽然と現れる。その影がローブを脱いでみると、そこには全裸のフランセスが立っていて、二人がベッドで愛を交歓していると、突然彼女の姿が魔女の姿に変わる。
■感想:
「ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり」のスチュアート・ゴードン監督作品。アメリカのTV局“SHOWTIME”が企画したホラー・プロジェクト<マスター・オブ・ホラー>。トビー・フーパーダリオ・アルジェントジョン・カーペンターはじめホラー界を代表する巨匠監督13人がホラー作品を競作したアンソロジー・プログラム。ホラー小説の巨匠・H. P. ラヴクラフトの短編小説を原作にしたオカルト・ホラー。ウォルターは毎夜のように見る悪夢に悩まされ、現実と悪夢の境界が失われてしまっていく。一番インパクトがあったのは、魔女の手下である人間の顔をしたネズミでした。ただの下っ端だと思っていましたが、意外に強かったです。ラストで魔女の仕返しにやって来るとは思ってませんでした。
■評価:★★★☆☆