TV「マスターズ・オブ・ホラー/ヘッケルの死霊」

ヘッケルの死霊

■邦題:マスターズ・オブ・ホラー/ヘッケルの死霊
■原題:MASTERS OF HORROR: HAECKEL'S TALE
■上映時間:60分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:角川ヘラルド映画
■提供:IDT ENTERTAINMENT、NICE GUY PRODUCTIONS、INDUSTRY ENTERTAINMENT
■監督:ジョン・マクノートン
■製作総指揮:キース・アディス、モリス・バーガー、スティーヴン・R・ブラウン、アンドリュー・ディーン
■原作:クライヴ・バーカー
■脚本:ミック・ギャリス
■撮影:アッティラ・スザレイ
■編集:アンドリュー・コーエン
■美術:デヴィッド・フィッシャー
■衣装:リン・ケリー
■音楽:ニコラス・パイク
■協力:ジョージ・A・ロメロ
■字幕:関美冬
■主演:デレク・セシル、ジョン・ポリト、トム・マクビース、リーラ・サヴァスタ、ジェラルド・プランケット、スティーヴ・ベーシック、他
■ストーリー:
死霊魔術師のカーネイションのもとに、ある男がやってきて、亡くなった妻を生き返らせて欲しいと懇願してきた。カーネイションは、アーンスト・ヘンケルの話を最後まで聞き、それでもまだ妻を生き返らせたいのなら望みをかなえてあげようと……。マサチューセッツ医学生ヘンケルが故郷に向かって旅を続けていると、死霊魔術師のモンテスキーに出会う。彼は死者を生き返らせると言い死んだ犬を蘇生させたのだが、ヘンケルは認めようとしなかった。ある夜、ヘンケルが休んでいると、年輩の男ウォルフラムが自宅に招かれる。自宅にはウォルフラムとは不釣り合いな若妻エリーズがいた。深夜、家にやってきたモンテスキーにウォルフラムが金を渡すと、深夜にもかかわらずエリーズが外に出ていった。ウォルフラムに問いただすと、彼女は亡くなった最初の夫に会いに墓場に行ったと言う。ヘンケルはウォルフラムの忠告を無視して墓場に行き、そこで想像以上に怖ろしい光景を目撃する……。
■感想:
「ヘンリー」のジョン・マクノートン監督作品。アメリカのTV局“SHOWTIME”が企画したホラー・プロジェクト<マスター・オブ・ホラー>。トビー・フーパーダリオ・アルジェントジョン・カーペンターはじめホラー界を代表する巨匠監督13人がホラー作品を競作したアンソロジー・プログラム。ホラーの鬼才、クライブ・バーカー原作のゾンビもので、ジョージ・A・ロメロが協力参加。道に迷った男が辿り着いた一軒の小屋の主人は「どんな音を聞いても外に出てはならない」と警告する。しかし男は警告に背いてしまう。ジョージ・A・ロメロが協力参加という事もあり、ゾンビの特殊メイクは良くできていました。動きはノロノロとしてますが、活動するのは夜で活動範囲も墓場と限られていました。朝になると墓の中に戻っていきました。一度死んでいるので二度と殺せないという事なんで、ゾンビというよりは死霊が当てはまると思います。エリーズが墓場で最初の夫のゾンビとゾンビ達とエッチをするが、エリーズは食べられることはなくエッチの為に生かされている感じがしました。エリーズの赤ちゃんは生まれてからゾンビになったのか、ゾンビの姿で生まれたのは謎ですが、何年たってもゾンビ赤ちゃんのままでした。結局、死んだ人間を生き返らせるというのは死霊として蘇らせるという事でした。
■評価:★★★☆☆