映画「サバイバル・オブ・ザ・デッド」

サバイバル・オブ・ザ・デッド

■邦題:サバイバル・オブ・ザ・デッド
■原題:SURVIVAL OF THE DEAD
■上映時間:90分
■製作国:アメリカ、カナダ
■ジャンル:ホラー
■配給:プレシディオ
■提供:プレシディオ
■公開:2010/06/12
生き残れ、世界の終わりを──。
■監督:ジョージ・A・ロメロ
■製作:ポーラ・デヴォンシャイア
■製作総指揮:D・J・カーソン、マイケル・ドハティ、ダン・ファイアマン、ピーター・グルンウォルド、アラ・カッツ、アート・スピゲル、ジョージ・A・ロメロ、パトリス・セロー
■脚本:ジョージ・A・ロメロ
■撮影:アダム・スウィカ
■視覚効果監修:コリン・デイヴィス
■特殊効果メイクアップ:フランソワ・ダジュネ
■特殊効果メイクアップ・プロデューサー:グレッグ・ニコテロ
■プロダクションデザイン:アーヴ・グレイウォル
■衣装デザイン:アレックス・カヴァナー
■編集:マイケル・ドハティ
■音楽:ロバート・カーリ
■字幕:川又勝利
■出演:アラン・ヴァン・スプラング、ケネス・ウェルシュ、キャスリーン・マンロー、デヴォン・ボスティック、リチャード・フィッツパトリック、アシーナ・カーカニス、ステファーノ・ディマッテオ、ジョリス・ジャースキー、エリック・ウールフ、ジュリアン・リッチングス、ウェイン・ロブソン、他
■ストーリー:
10月、突如として蘇った死者が人々を襲い始めるという衝撃的なニュースが世界を駆け巡った。それから4週間あまり、その惨劇はとどまるところを知らず、混乱に陥った世界は各地で死者が跋扈する無法地帯と化していた。そんな中、数人の仲間と共に崩壊状態の軍隊を離れ、強盗を繰り返しながら安全な場所を求め彷徨う元州兵のサージ。彼らはある時、デラウェア沖に死者の蘇らない“安全な島”があるという情報を得る。確たる証拠もないまま、ただ悲惨なこの現状から逃れたい一心でその島へ向かうサージ一行。しかし、ようやく辿り着いたのも束の間、島民から襲撃を受けるうえ、進化を遂げつつある死者の群れを目の当たりにする…。
■感想:
2010年37本目の劇場鑑賞です。「ランド・オブ・ザ・デッド」「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」のジョージ・A・ロメロ監督作品。今度はゾンビ禍に見舞われた孤島を舞台に贈るホラー・サスペンス。増え続けるゾンビの処遇を巡って島民たちが2派に分かれて対立、差し迫った危機を前に不毛な権力闘争を繰り広げるさまをシニカルに描く。設定は「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」で、その話に出てきた追い剥ぎ州兵が主役のスピンオフ作品でした。話は特につながっているわけではなので本作から観ても大丈夫だと思います。舞台がデラウェア沖にある島だけの話なんで、世界が滅亡しようとしているスケール感が感じられなくこじんまりした内容なのは残念でした。水中ゾンビや乗馬ゾンビなど新たなゾンビなどが登場してました。双子が登場しますが片方が人間で片方がゾンビという設定は面白かったです。クライマックスの最後の戦いもなんとも盛り上がらないうえ、あっさりと終ってしまいました。ゾンビの数も少なく低予算を感じさせられました。最後に「ランド・オブ・ザ・デッド」「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」本作と2年単位でゾンビ映画を撮り続けてますが、2年後もゾンビ作品が観れる事を祈ってます。
■評価:★★★☆☆