映画「ハロウィン II」

ハロウィン II

■邦題:ハロウィン II
■原題:HALLOWEEN II
■上映時間:106分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:ショウゲート
■協力:ハピネット
■公開:2010/06/19
FAMILY IS FOREVER
悪魔の子供──史上最狂の殺戮者が蘇る

■監督:ロブ・ゾンビ
■製作:マレク・アッカド、アンディ・グールド、ロブ・ゾンビ
■製作総指揮:ボブ・ワインスタインハーヴェイ・ワインスタイン、マシュー・スタイン、アンディ・ラ・マーカ
■脚本:ロブ・ゾンビ
■撮影:ブランドン・トゥロスト
■プロダクションデザイン:ギャレス・ストーヴァー
■衣装デザイン:メアリー・マクロード
■編集:グレン・ガーランド
■音楽:タイラー・ベイツ
■音楽監修:ロブ・ゾンビ
■出演:マルコム・マクダウェル、タイラー・メイン、シェリ・ムーン・ゾンビ、ブラッド・ドゥーリフ、ダニエル・ハリス、スカウト・テイラー=コンプトン、チェイス・ヴァネク、キャロライン・ウィリアムズ、デイトン・キャリー、リチャード・ブレイク、オクタヴィア・スペンサーリチャード・リール、マーゴット・キダー、メアリー・バードソング、ブレア・グラント、ハワード・ヘッセマン、ダニエル・ローバック、サイラス・ウェイア・ミッチェル、ロバート・カーティス・ブラウン、ビル・ファガーパッケ、グレッグ・トラヴィス、クリス・ハードウィック、マット・ブッシュ、他
■ストーリー:
精神病院を脱走し、女子高生となった妹ローリーが暮らす故郷ハドンフィールドに現われた殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズ。次々と残忍な殺戮を繰り返した末、ついにローリーが放った凶弾に倒れた…。ところが、マイケルの遺体を運んでいた車が移送途中に事故を起こし、以来マイケルの遺体は発見されないまま、巷ではマイケル生存説がくすぶっていた。マイケルの主治医を務めていたルーミス医師は、そんな噂を一蹴する。一方、惨劇の夜をどうにか生き延びたものの、その時のトラウマから徐々に精神のバランスを崩してしまっていたローリーだったが…。
■感想:
2010年36本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「デビルズ・リジェクト〜マーダー・ライド・ショー2〜」「ハロウィン」のロブ・ゾンビ監督作品。ロブ・ゾンビ監督がリメイクしたスラッシャー・ホラーの続編。殺人鬼マイケル・マイヤーズによる新たな惨劇の顛末を、実の妹であるローリー・ストロードの目を通して描き出す。ルーミス医師扮するマルコム・マクダウェル、マイケル・マイヤーズ扮するタイラー・メイン、ローリー・ストロード扮するスカウト・テイラー=コンプトン、ブラケット保安官扮するブラッド・ドゥーリフなど、前作からのキャストは健在なのは嬉しい。少年時代のマイケル・マイヤーズ役の子が代わっていたが、可愛くなりすぎて前の方がよかった。オリジナルの続編とは異なった内容となっており、ロブ・ゾンビのオリジナルストーリーが展開する。ルーミス医師がマイケル事件を自分の知名度アップに利用しようとする、姑息なキャラクターに置き換えられているのは残念。ルーミス医師のサイン会に現れるサイラス・ウェイア・ミッチェル扮する一般客が笑える。頻繁にマイケルの母親が、白馬と一緒に現れるシーンが幻想的すぎる。完全に息の根が止まるまでナイフで刺すのを止めることのないマイケル・マイヤーズ。前作のR-15からR18+に変わり、容赦ない殺戮描写なのはいいが、画面が暗かったり、手ブレやカット割りが多く見えにくかったのは残念である。マイケル・マイヤーズのマスクの下の表情も見れるが、かなり怒った目をしてる。黒幕はマイケルの母親だった?前作が最高傑作だっただけに、期待しすぎたのか物足りなかった。
■評価:★★★☆☆