TV「マスターズ・オブ・ホラー/インプリント 〜ぼっけえ、きょうて

インプリント 〜ぼっけえ、きょうてえ

■邦題:マスターズ・オブ・ホラー/インプリント 〜ぼっけえ、きょうてえ
■原題:MASTERS OF HORROR: IMPRINT
■上映時間:63分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:角川ヘラルド映画
■提供:IDT ENTERTAINMENT、NICE GUY PRODUCTIONS、INDUSTRY ENTERTAINMENT
■公開:2006/05/27
■監督:三池崇史
■プロデューサー:井上文雄、ジェニー・ルー・トゥジェンド、ローレン・ワイスマン
■原作:岩井志麻子
■脚本:天願大介
■撮影:栗田豊通
■特殊メイク:松井祐一
■編集:島村泰司
■美術:佐々木尚
■衣装:北村道子
■音楽:コージー・エンドウ・Jr.
CGIプロデューサー:坂美佐子
■ラインプロデューサー:山本章
■音響効果:柴崎憲治
■共同プロデューサー:中村陽介
■照明:金沢正夫
■録音:鶴巻仁
■字幕:村田恵
■主演:工藤夕貴、ビリー・ドラゴ、美知枝根岸季衣岩井志麻子、他
■ストーリー:
おそらく、日本の明治時代のとある地方。愛する小桃を探し求めて日本を放浪するアメリカ人文筆家クリス。ある時彼は、川の中の小さな浮島に建つ遊郭を訪ねる。彼はそこで、小桃を知る醜い素顔の女郎と出会う。やがてクリスは、女郎の語るあまりにもおぞましい小桃の最期と、女郎自身の身の毛もよだつ悲惨な生い立ちを聞かされることになるのだった…。
■感想:
着信アリ」の三池崇史監督作品。アメリカのTV局“SHOWTIME”が企画したホラー・プロジェクト<マスター・オブ・ホラー>。トビー・フーパーダリオ・アルジェントジョン・カーペンターはじめホラー界を代表する巨匠監督13人がホラー作品を競作したアンソロジー・プログラム。貧しい土地に暮らす小さな共同体で続いてきた哀しくも忌まわしき因習がもたらす地獄絵図が、醜い姿の女郎により語られてゆく。おそらく明治の頃、クリスは男が女を買うためにだけに通う島を訪れる。彼が探す女はいなかったが、そこで醜い顔の女と出会う。それは死と生・現実と妄想が交錯する、長く恐ろしい夜が始まりだった。出演者が日本人が多いのでてっきり日本語だと思ってましたが英語でした。凄惨な拷問シーンが痛々しく描かれていました。女郎の正体が双子で、頭から奇形の姉が出てきた姿を見てアニメ「ヴァンパイアハンターD」や「バスケット・ケース」を思い出しました。堕胎させた胎児を川に流す描写は気持ちいいものではありませんでした。
■評価:★★★☆☆