映画「ザ・フォッグ」

ザ・フォッグ

■邦題:ザ・フォッグ
■原題:THE FOG
■上映時間:99分
■製作国:アメリカ、カナダ
■ジャンル:ホラー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■提供:レヴォリューションスタジオ
■公開:2006/07/29
■監督:ルパート・ウェインライト
■製作:ジョン・カーペンターデヴィッド・フォスター、デブラ・ヒル
■製作総指揮:デレク・ドーチー、トッド・ガーナー、ダン・コルスラッド
■オリジナル脚本:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル
■脚本:クーパー・レイン
■撮影:ネイサン・ホープ
■編集:デニス・ヴァークラー
■美術:マイケル・ダイナー、グレアム・マーレイ
■衣装:モニク・プリュドム
■音楽:グレーム・レヴェル
■特殊メイク:ハーロウ・マクファーレン、トビー・リンダラ、ジェフ・レッドナップ
■主演:トム・ウェリング、マギー・グレイスラデ・シェルベッジア、デレイ・デイヴィス、ケネス・ウェルシュセルマ・ブレア、エイドリアン・ハフ、サラ・ボッツフォード、マシュー・カリー・ホームズ、ソニヤ・ベネット、他
■ストーリー:
小さな港町、アントニオ・ベイ。およそ100年前、霧に包まれたこの町の沖合で、一隻の快速帆船が難破し、クルーと乗客が犠牲となった――。そして現在、ひょんなことから忌まわしき犯罪の封印が解かれ、放たれた怨霊は復讐を果たすべく霧に乗ってアントニオ・ベイへと押し寄せるのだった…。
■感想:
2006年50本目の劇場鑑賞です。「スティグマータ/聖痕」のルパート・ウェインライト監督作品。ジョン・カーペンター監督が80年に製作した同名ホラーをリメイク。かつての怨念を抱えて霧と共に現われる死霊が港の町を恐怖に陥れていく。オリジナル作品の方が面白いですし、全く怖くはなかったです。死霊の目的はアントニオ・ベイの町を築いた4人の子孫たちに復習だと思ってましたが、町の人々を無差別に惨殺していく展開は意味が分かりませんでした。中でも全く関係ない犬にまで手を出すのは驚きました。死霊自体が不透明なのか実体があるのかもよく分かりませんでした。説明不足な部分も多く、エリザベスと死霊の関係もよく分かりませんでした。オリジナル作品は凶器を持って襲い掛かってきますが、リメイクはスーパーナチュナルな力で惨殺します。ラストのエリザベスと死霊の展開もよく分かりませんでした。CGを使わずに描かれた霧の演出は不気味さが出ていてよかったです。
■評価:★★☆☆☆