映画「サイレントノイズ」

サイレントノイズ

■邦題:サイレントノイズ
■原題:WHITE NOISE
■上映時間:101分
■製作国:カナダ、イギリス、アメリ
■ジャンル:ホラー、サスペンス
■配給:ザナドゥ
■提供:ユニバーサル・ピクチャーズ
■公開:2006/09/16
■監督:ジェフリー・サックス
■製作:ポール・ブルックス、ショーン・ウィリアムソン
■製作総指揮:サイモン・ブルックス、スティーヴン・ヘジェス、スコット・ニーマイヤー、ノーム・ウェイト
■脚本:ニーアル・ジョンソン
■撮影:クリス・シーガー
■美術:マイケル・S・ボルトン
■衣装:カレン・L・マシューズ
■編集:ニック・アーサーズ
■音楽:クロード・フォワジー
■主演:マイケル・キートン、チャンドラ・ウェスト、デボラ・カーラ・アンガー、イアン・マクニース、サラ・ストレンジ 、アンバー・ロスウェル、コナー・トレイシー、アーロン・ダグラス、他
■ストーリー:
建築家のジョナサン・リバースは再婚した妻アンナと前妻の子供マイケルと3人で幸せな日々を送っていた。そんなある日、アンナが行方不明となってしまう。途方に暮れるジョナサンの前に、謎の男レイモンドが現れる。彼は、アンナは既にこの世にはなく、EVPに録音されたアンナの“声”を聞いたとジョナサンに告げるのだった。最初は相手にしなかったジョナサンだったが、やがて事故死したアンナの遺体が発見される。その後も不可解な現象に遭遇したジョナサンは、ついにレイモンドのもとを訪ねる決心をするのだったが…。
■感想:
2006年55本目の劇場鑑賞です。「告発文書」のジェフリー・サックス監督作品。AV機器の映像や音声のノイズの中に異界からの“声”が紛れ込む超常現象“EVP(エレクトロニック・ヴォイス・フェノメナ=電磁音声伝達現象)”をモチーフにしたサスペンス・スリラー。EVPの存在は今回初めて知りました。原題が「WHITE NOISE」ですが、邦題を「サイレントノイズ」に変える理由がイマイチよく分かりませんでした。そのままでもいいと思うので、センスが悪いと思います。ホラー映画ですが怖くはありません。所々で突然の音で驚かすシーンがあります。最初はEVPを信じなかったジョナサンが徐々にEVPに異常とも思えるほどのめり込む姿が描かれています。マイケル・キートンデボラ・カーラ・アンガーの絡みがもう少しあってもよかったかなという気がしました。犯行は誘拐犯の仕業でしたが、デボラ・カーラ・アンガーだけ何故か悪霊の仕業でした。悪霊がラストで3人の悪霊がジョナサンを襲いますが、霊なのに物理攻撃をするのはやめて欲しかったです。結局3人の悪霊の正体や、誘拐犯に犯行をさせた理由や、悪霊と誘拐犯の関係などが説明不足なので訳が分かりにくかったです。
■評価:★★☆☆☆