映画「ナチョ・リブレ 覆面の神様」

ナチョ・リブレ 覆面の神様

■邦題:ナチョ・リブレ 覆面の神様
■原題:NACHO LIBRE
■上映時間:92分
■製作国:アメリ
■ジャンル:コメディ
■配給:UIP映画
■提供:パラマウント映画、ブラック&ホワイトプロダクション
■公開:2006/11/03
■監督:ジャレッド・ヘス
■製作:ジャック・ブラック、デヴィッド・クローワンズ、ジュリア・ピスター、マイク・ホワイト
■製作総指揮:スティーヴ・ニコライデス、デイモン・ロス
■脚本:ジャレッド・ヘス、ジェルーシャ・ヘス、マイク・ホワイト
■撮影:ハビエル・ペレス・グロベット
■美術:ギデオン・ポンテ
■衣装:グラシエラ・マゾン
■編集:ビリー・ウェバー
■音楽:ダニー・エルフマン
■字幕:岡田宗平
■主演:ジャック・ブラックエクトル・ヒメネスアナ・デ・ラ・レゲラ、リチャード・モントーヤピーター・ストーメア、セサール・ゴンサレス、ダリウス・ロセ、モイセス・アリアス、他
■ストーリー:
幼くして両親を亡くし、修道院で孤児として育てられたナチョ。大人となった今はその修道院で料理番として孤児たちの面倒を見る日々。しかし、お金のない修道院では子どもたちに満足な食事を与えることもできない。そんなある日、街でルチャ・リブレのスター、ラムセスの豪華な暮らしぶりを目にしたナチョは、自分もレスラーになってお金を稼ぎ、子どもたちにおいしい食事をあげようと決意する。ところが、ルチャ・リブレ修道院の老僧やナチョが憧れるシスター・エンカルナシオンから忌み嫌われていた。そこで彼は、修道院には内緒で試合への出場を決め、ひょんなことから知り合った謎のヤセ男を相棒に、奇妙なトレーニングを開始するのだが…。
■感想:
2006年62本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。「バス男」のジャレッド・ヘス監督作品。実話をヒントに、傾きかけた修道院を救うため、メキシカン・プロレス(ルチャ・リブレ)の覆面レスラーとして奮闘する心優しきダメ男の活躍を描く。この映画が「タイガー・マスク」の原案と言われていたのは知りませんでした。メキシコ独特の美しい風景は印象的でした。ジャック・ブラックがいい味出してました。目と眉で見せる顔の表情の演技が良かったです。おデブさんなのに素早い動きをするのはサモ・ハン・キンポーを思い出します。シスター役のアナ・デ・ラ・レゲラは、ペネロペ・クルスにソックリでめっちゃ綺麗でした。イグナシオ(デブ)とスティーブン(ヤセ)のコンビも良かったです。蜂の巣を身体にぶつけたり、闘牛の相手をしたりと奇想天外なトレーニングには笑えました。個性のあるレスラーも沢山登場して楽しませてくれました。中でもイウォークみたいなレスラーや、ラーメンマンみたいなレスラーが気になりました。イグナシオの服が燃えてブルーのタイツが見えて、ナチョの正体が修道院の全員にばれるシーンは面白かったです。
■評価:★★★★☆