映画「スクール・オブ・ロック」

スクール・オブ・ロック

■邦題:スクール・オブ・ロック
■原題:THE SCHOOL OF ROCK
■上映時間:110分
■製作国:アメリ
■ジャンル:コメディ、音楽
■配給:UIP映画
■提供:パラマウント・ピクチャーズ
■公開:2004/04/29
■監督:リチャード・リンクレイター
■製作:スコット・ルーディン
■製作総指揮:スコット・アヴァーサノ、スティーヴ・ニコライデス
■脚本:マイク・ホワイト
■撮影:ロジェ・ストファーズ
■美術:ジェレミーコンウェイ
■衣装:カレン・パッチ
■編集:サンドラ・エイデア
■音楽:クレイグ・ウェドレン
■音楽コンサルタントジム・オルーク
■字幕:太田直子
■主演:ジャック・ブラックジョーン・キューザック、マイク・ホワイト、サラ・シルヴァーマン、ジョーイ・ゲイドス・Jr、ミランダ・コスグローヴ、ケヴィン・クラーク、ロバート・ツァイ、マリアム・ハッサン、ケイトリン・ヘイル、アレイシャ・アレン、他
■ストーリー:
ロックの心を全身で体現するギタリスト、デューイ・フィン。しかし、そのあまりの破天荒ぶりがアダとなり、ついにバンドをクビになってしまう。一方私生活でも、家賃の滞納が原因で居候していた親友ネッドのアパートを追い出されようとしていた。そんな時、ネッドのもとに名門私立小学校から代用教員の話が舞い込む。たまたま電話に出たデューイはお金欲しさから自分がネッドになりすまし、臨時教師の職に就いてしまうのだった。ところが、いざ小学校へ行ってみると、そこは厳しい管理教育がなされ、従順な生徒たちにはまるで覇気も個性も感じられなかった。まともに授業をする気もないデューイにとってそれはどうでもいいことだったが、そんな生徒たちが音楽の才能にあふれていると知ったとき、彼の頭にはあるよこしまなアイデアが浮かぶのだった。
■感想:
恋人までの距離(ディスタンス)」のリチャード・リンクレイター監督作品。バンドをクビになった男がひょんなことからエリート小学校の教員となり、管理教育に漬かりきった生徒たちに“ロックの精神”をたたき込む痛快ロックンロール・コメディ。オープニングでロックとともに星が流れてきて、パラマウント映画のロゴが出てくるシーンは好きです。デューイ・フィンを演じるジャック・ブラックの表情の演技は良かったです。最初から最後までテンションが高いジャック・ブラックは必見です。冒頭のロックシーンからジャック・ブラックは全開で、ボーカルより目立った行動は面白かったです。教室であれだけ演奏しているのに学校にバレる気配がないのはありえませんが、最後までテンポがよく楽しく観れました。個性豊かな子供達も丁寧に描かれていました。BGMは、AC/DC「Back In Black」、ホアキンロドリゴ「Concierto de Aranjuez」、キッス「Do You Remember Rock 'n' Roll Radio」、レッド・ツェッペリン「Immigrant Song」、ザ・クラッシュ「Stay Free」、ザ・ダークネス「Black Shack」、ラモーンズ「My Brain Is Hanging Upside Down」、ザ・フー「Substitute 」、クリーム「Sunshine of Your Love」など、ロックの名曲ばかり使用されているのは良かったです。ロック好きには堪らない作品だと思います。
■評価:★★★★☆

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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