映画「愛しのローズマリー」

愛しのローズマリー

■邦題:愛しのローズマリー
■原題:SHALLOW HAL
■上映時間:114分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ドラマ、ロマンス、コメディ
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2002/06/01
■監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
■製作:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー、ブラッドリー・トーマス、チャールズ・B・ウェスラー
■脚本:ショーン・モイニハン、ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー
■撮影:ラッセル・カーペンター
■美術:シドニー・J・バーソロミュー・ジュニア
■衣装:パルマ・ウィザーズ
■編集:クリストファー・グリーンバリー
■音楽:アイヴィ
■字幕:松浦美奈
■主演:グウィネス・パルトロージャック・ブラック、ジェイソン・アレクサンダー、ジョー・ヴィテレッリ、レネ・カービー、スーザン・ウォード、アンソニー・ロビンス、ブルース・マッギル、ナン・マーティン、ダニエル・グリーン、ブルック・バーンズ、他
■ストーリー:
父親の遺言を守り、少年時代から外見の美しい女性だけを追いかけ続けてきたハル。しかし、もともとチビで小太りの彼、そんな恋が成就するわけもなく、気づいてみればすっかり中年の冴えないオッサン。そんな彼の嘆きを偶然耳にした自己啓発セミナーの講師が、ハルに内面の美しい女性が美人に見える催眠術をかけてしまう。そして、ハルが最初に出会った心の美しい女性はなんと体重300ポンド(136kg)巨漢女性!でも催眠術にかけられたハルの目に映るのはスレンダーな絶世の美女。さっそく猛烈なアタックを始めるハルだったが……。
■感想:
メリーに首ったけ」のボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー監督作品。心は美しいが体重が300ポンドもある女性と、催眠術で彼女を美人と思い込んだ中年男性の恋の行方を描いたラブ・コメディ。冒頭のディスコのシーンで、ジャック・ブラックの軽やかな踊りと目の表情は好きです。ハルの相棒マウリシオ演じるジェイソン・アレクサンダーがいい味だしてました。前半は結構笑えるシーンが多かったですが、後半はそんなに笑えませんでした。面白かったのはローズマリーとハルのデートのシーンです。一番笑えたのはプールでローズマリーが飛び込むシーンです。BBQをしている父親のリアクションが面白かったです。ハルが催眠術から覚めて一人で病院を訪れた時、本当の姿を見ている自分に気づくシーンで、火傷をしている子供たちのいる小児病棟を上手に使っていると思います。マウリシオがハルに自分の秘密を話すシーンはあまり笑えるシーンではありませんでした。後半でローズマリーと使用人のヘルガを間違えてデープキスするシーンは笑えました。容姿にコンプレックスを持つ登場人物の描写に少し棘があるようにも思えました。
■評価:★★★★☆