映画「変態男」

変態男

■邦題:変態男
■原題:Ordinary Man
■上映時間:103分
■製作国:ベルギー、フランス
■ジャンル:サスペンス、ホラー
■販売:キングレコード
■公開:劇場未公開
■監督:ヴィンセント・ラノー
■製作:ヴィンセント・ラノー
■脚本:ヴィンセント・ラノー
■撮影:ジル・ビソ
■主演:カルロ・フェランテ、クリスティーン・グルロワ、ステファン・リベルスキー、オリヴィエ・グルメ、他
■ストーリー:
普通のやさしいファミリーマンが犯してしまった過ち。それを覆い隠すべく展開される信じがたい行為の数々…。なにをどうしたら人間はこんなになってしまうのか!?優秀なセールスマンであり、良き父親であり、優しい夫であるジョージ。だが、ある晩、とんでもない過ちを犯してしまう。フリーウェイを走っている途中でかんしゃくを起こしたジョージは発作的に激怒して男を殺してしまう。自分の暴力に怯えるジョージであるが、被害者の恋人を殺すことも逃がすことも出来ずに監禁、叫ばれると困るので彼女の声帯を摘出し自分のベンツのトランクに押し込める。監禁していることを隠すため、何とか毎日の習慣をこなそうとするジョージ。だが、この厄介な状況から逃れようとすればするほどとんでもないことになっていき・・・。
■感想:
ヴィンセント・ラノー監督デビュー作品。衝撃のユーロ・スリラー!優秀なサラリーマンであり、良き父親であり、優しい夫であるジョージ。ある日、彼は発作的に人を殺してしまう。どんな変態な男が登場するのかなと思っていましたが、ジョージという普通の人でした。嫁と娘と暮らしていて、家具屋を経営していました。冒頭のフリーウェイでジョージが運転する車がカップルを襲いますが、襲った理由が不明でした。話はジョージが女性をトランクに監禁する話でした。監禁がばれそうになる緊張感などはありませんでした。ジョージが殺した男の幻覚を見るシーンがありますが最初だけでした。ジョージよりも、失踪者の家で刑事2人が裸で抱き合ってますが、主人公のジョージより、こっちの方が十分に変態だと思います。警察に通報されたと勘違いして妻を猟銃で殺しますが、一緒に娘も殺しているとは思いませんでした。ラストのホモ刑事2人の推理もむちゃくちゃでした。娘と妻の遺体の血が足に着いていたからといっても、殺害した銃が違うので分かると思います。
■評価:★★☆☆☆