TVドラマ「CSI:ニューヨーク/第1話 まばたき」

第1話 まばたき(Blink)

■邦題:CSI:ニューヨーク
■原題:CSI:NY
■第1話:まばたき(Blink)
■製作国:アメリ
■ジャンル:ドラマ、犯罪、サスペンス
■配給:角川ヘラルド映画
■監督:デラン・サラフィアン
■製作:エリ・タルバート、ブルース・ゴーリン、デラン・サラフィアン
■製作総指揮:ジェリー・ブラッカイマー、アンソニー・E・ズイカー、アン・ドナヒュー、キャロル・メンデルソーン
■企画:アンソニー・E・ズイカー、アン・ドナヒュー、キャロル・メンデルソーン
■脚本:アンソニー・E・ズイカ
■プロダクションデザイン:ケアリー・マイヤー
■編集:BARRY LEIRER, A.C.E.
■音楽:ビル・ブラウン
■主演:ゲイリー・シニーズ、メリーナ・カナカレデス、カーマイン・ジョヴィナッツォ、エディ・ケイヒルヒル・ハーパー、ヴァネッサ・フェルリト、他
■ストーリー:
犯罪都市ニューヨークを舞台に、実在する科学捜査機関CSIが様々な物的証拠を手に入れ、その分析から事件の犯人を推理していく究極のハイクオリティー知的ミステリー!ニューヨーク市警のCSIのリーダー、マックを中心とする男女6人のメンバーが大都市ニューヨークならではの過激な犯罪の真相を解明していく…。
■事件概要:
ニューヨーク、リバー・カフェ地区ブルックリン・ハイツの草むらで20代後半の白人女性の死体が発見された。CSI捜査班は、死体の状況から、どこか別の場所で殺害されてこの場所に捨てられたものと断定した。そして死体は検死解剖ラボに回された。ラボからの報告は、脳卒中による死亡で死後4日経っているとのことだった。警察の行方不明者ファイルを調べると、死亡した女性はリーアン・グッドマンという人妻であることが判明した。時を同じくして、もう一体の女性の死体がゴミ運搬用のはしけで発見された。その死体はモスクワからの留学生ゾーヤ・パヴロヴァだった。死体の状況から連続猟奇殺人の疑いが濃厚となった。捜査を進めると不審な一軒家が浮上。連続猟奇殺人はまだ続いてしまうのか?そして謎の一軒家との関わりは?一体――。
■感想:
映画でしか見ないゲイリー・シニーズのTV初出演が、CSI:ニューヨークの見所の一つだと思います。冒頭でマックが教会で聖母マリア像を悲しげな目で見つめるシーンから始まります。草むらで20代後半の白人女性の死体が発見されますが、仰向けで不自然な姿勢を見てスグに捨てられたという事をマックが見破ります。死体を調べてレイプ事件ではないと的確に推理するのは流石だと思います。捜査を進めていくうちに第二の被害者の死体がゴミ捨て場から発見され、同じ場所からふたの開いたカメラが見つかりますが、何枚か写真が現像ができてました。写真から三角測量で写真の位置が分かるのは関心しました。背景に目印になるような建物がなければ無理なのではと思います。三角測量で写真の位置が分かり、犯人の家に入るともう一人の被害者がいましたが昏睡状態でした。マックの推理では、最初の2人の被害者は失敗作で、3人目の被害者が成功作で、だから生かされているという。口が利けない3人目の被害者から犯人の事を聞きだす方法とは?まばたきで答えてもらうという事でした。どうしても事件が行き詰まり最後の手段として、ローダミンとレーザーというのが登場しました。徹底的に調べてカバンからロシア語の文字を発見し犯人が分かりました。ラストで、マックが9.11米国同時多発テロで奥さんを亡くしたという事が分かります。これで、冒頭で教会で聖母マリア像を見つめる理由が分かりました。
■評価:★★★★☆