映画「12モンキーズ」

■邦題：12モンキーズ
■原題：TWELVE MONKEYS
■上映時間：130分
■製作国：アメリカ
■ジャンル：SF、サスペンス
■配給：松竹富士
■提供：ユニバーサル・ピクチャーズ
■公開：1996/07
■監督：テリー・ギリアム
■製作：チャールズ・ローヴェン
■製作総指揮：ロバート・コスバーグ、ロバート・カヴァロ、ゲイリー・レヴィンソン
■脚本：デヴィッド・ピープルズ、ジャネット・ピープルズ
■撮影：ロジャー・プラット
■美術：ジェフリー・ビークロフト
■衣装：ジェリー・ウェイス
■編集：ミック・オーズリー
■音楽：ポール・バックマスター
■主演：ブルース・ウィリス、マデリーン・ストー、ブラッド・ピット、クリストファー・プラマー、ジョン・セダ、H・マイケル・ウォールズ、ボブ・アドリアン、サイモン・ジョーンズ 、ジョセフ・メリト、デヴィッド・モース、キャロル・フローレンス、フランク・ゴーシン、リサ・ゲイ・ハミルトン、他
■ストーリー：
1996年に発生した謎のウィルスにより､全人類の約99パーセントは死滅した。そして2035年、地下に住んでいた人間たちはその原因を探るため、一人の囚人を過去へと送り出す。糸口はたったひとつ、“12モンキーズ”という謎の言葉のみ。しかし主人公コールが送られたのは事件が起きる6年前、1990年だったのである。彼はそこで精神病院に入れられてしまい、謎の男ジェフリーに出会うのだが……。
■感想：
「未来世紀ブラジル」「バロン」のテリー・ギリアム監督作品。クリス・マルケルの短編映画「ラ・ジュテ」を基に作り上げた時空SFの異色作。人類絶滅の危機を救うべく、22世紀から現代にやって来た男の姿をスペンスフルに描いた、時間旅行テーマのSF映画。テリー・ギリアム監督の独特の世界観は好きです。オープニングのテーマ曲は好きです。ブラッド・ピットのイカれっぷりの演技は必見です。様々な伏線がラストの空港でのシーンで繋がる展開は良かったです。結局12モンキーズはウイルスとは全く関係のないグループで、ただ単に動物園から動物を逃がしただけなのには、拍子抜けをしました。ラストの空港で少年時代のコールが、大人になった自分の姿を見るシーンは印象的でした。
■評価：★★★★☆