映画「ホステル」

ホステル

■邦題:ホステル
■原題:HOSTEL
■上映時間:93分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■公開:2006/10/28
■監督:イーライ・ロス
■製作:イーライ・ロス、クリス・ブリッグス、マイク・フレイス
■製作総指揮:クエンティン・タランティーノ、スコット・スピーゲル、ボアズ・イェーキン
■共同制作:ダニエル・フリッシュ、フィリップ・ウェーリー
■脚本:イーライ・ロス
■撮影:ミラン・チャディマ
■特殊メイク:グレゴリー・ニコテロ、ハワード・バーガー
■美術:フランコ=ジャコモ・カルボーネ
■衣装:フランコ=ジャコモ・カルボーネ
■編集:ジョージ・フォルシー・Jr
■音楽:ネイサン・バー
■字幕:松崎広
■主演:ジェイ・ヘルナンデス、デレク・リチャードソン、エイゾール・グジョンソン、バルバラ・ネデルヤコーヴァ、ヤナ・カデラブコーヴァ、ヤン・ヴラサーク、リック・ホフマン、三池崇史、ジェニファー・リム、他
■ストーリー:
バックパッカーをしながらヨーロッパ各地を旅行しているアメリカ人大学生パクストンとジョッシュ。道中出会ったアイスランド人オリーも加わり、刺激を求める3人の旅は次第に過激さを増していく。そんな彼らはオランダのアムステルダムに滞在中、アレックスという若者から、スロバキアのブラティスラヴァに男たちの求める快楽をすべて提供する“ホステル”があるという情報を入手。さっそくそこへ向かった3人は、やがてそのホステルにたどり着くと、相部屋のナタリーアらに期待以上のおもてなしで迎えられ、夢心地のひとときを過ごすのだが…。
■感想:
2007年初の劇場鑑賞です。「キャビン・フィーバー」のイーライ・ロス監督作品。壮絶な残酷描写が話題を集めたクエンティン・タランティーノ製作総指揮によるスプラッター・ホラー。淫らな欲望を満たそうとヨーロッパを旅する若者たちが、やがて想像を絶する恐怖に直面する。楽しい映像が続く中、突如惨劇に巻き込まれる展開は怖い。舞台があまり分からない異国の地なんで、本当にあっても不思議ではない感じはあった。しかし、残酷描写が話題だったハズなのに、残酷描写はカットされたのかと目を疑うほどなかった。残酷描写を期待して観ると肩透かしを食らいます。ラストも救いようの無い終わり方なだと思っていたら、脱出した主人公が、彼らを陥れた連中と偶然出会い、悪い奴らを制裁していくという、意外とカタルシスを感じる終わり方だった。三池監督もエリート・ハンティングの会員だったのは笑える。リック・ホフマンも素敵なエリート・ハンティングの会員でした。
■評価:★★★☆☆