映画「ジュラシック・パーク」

ジュラシック・パーク

■邦題:ジュラシック・パーク
■原題:JURASSIC PARK
■上映時間:127分
■製作国:アメリ
■ジャンル:SF、パニック
■配給:UIP映画
■提供:ユニバーサル・ピクチャーズ
■公開:1993/07
■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■製作:キャスリーン・ケネディ、ジェラルド・R・モーレン
■原作:マイケル・クライトン
■脚本:マイケル・クライトンデヴィッド・コープ
■撮影:ディーン・カンディ
■特撮:デニス・ミューレンスタン・ウィンストンフィル・ティペット、マイケル・ランティエリ、ILM
■美術:リック・カーター
■編集:マイケル・カーンスタン・ウィンストン、デニス・ミュレン、フィル・ティペット、マイケル・ランティエリ
■音楽:ジョン・ウィリアムズ
■字幕:戸田奈津子
■主演:リチャード・アッテンボローサム・ニールジェフ・ゴールドブラム、アリアナ・リチャーズ、ジョセフ・マッゼロ、マーティン・フェレロ、ボブ・ペック、ウェイン・ナイト、サミュエル・L・ジャクソン、B・D・ウォン、ジェリー・モーレン、ミゲル・サンドヴァル、キャメロン・ソア、他
■ストーリー:
大富豪ジョン・ハモンドの招待で、古生物学者グラントとサトラー、そして数学者マルコムが南米コスタリカの沖合いに浮かぶ島を訪れた。そこは太古の琥珀に閉じ込められたDNAから遺伝子工学によって蘇った恐竜たちが生息する究極のアミューズメント・パークだったのだ。だがオープンを控えたその“ジュラシック・パーク”に次々とトラブルが襲いかかる。嵐の迫る中、ついに檻から解き放たれた恐竜たちは一斉に人間に牙を剥き始めた。
■感想:
シンドラーのリスト」のスティーヴン・スピルバーグ監督作品。オープン直前のテーマパークを舞台に、バイオ・テクノロジーにより現代に甦った恐竜と人間の死闘を描いたSFX超大作。CGで描かれた恐竜の映像には驚愕を通り越して感動的。本物の恐竜は当然見たことがないですが、もし生きていたらこんな感じだろうと関心してしまうほどリアルでした。グラント博士がはじめて恐竜の姿を見たときの表情が可愛い。登場する恐竜でティラノサウルストリケラトプスは有名なんで知っていましたが、ヴェロキラプトル、ディロフォサウルスなど初めて聞く名前の恐竜も登場。一番好きなトリケラトプスは登場しますが、寝ているだけだったのじらし演出。ティラノサウルスが初めて登場する時に、振動でコップの水面が波打つ演出は秀逸。ライトを受けたティラノサウルスの瞳孔が狭まったり、恐竜の呼吸で窓が曇ったりと細かい表現もよい。琥珀の中の蚊の吸った恐竜の血から恐竜を蘇らせる過程もリアリティがあって面白い。子どもたちだけが取り残された厨房で、ヴェロキラプトルから逃げるシーンは緊張感があり面白い。ラストにティラノサウルスヴェロキラプトルの格闘が用意されているのも嬉しい。
■評価:★★★★★