映画「世界最速のインディアン」

世界最速のインディアン

■邦題:世界最速のインディアン
■原題:THE WORLD'S FASTEST INDIAN
■上映時間:127分
■製作国:ニュージーランドアメリ
■ジャンル:ドラマ、伝記、アドベンチャー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■公開:2007/02/03
■監督:ロジャー・ドナルドソン
■製作:ロジャー・ドナルドソン、ゲイリー・ハナム
■製作総指揮:稲葉正治、チャールズ・ハナ、深沢恵、バリー・M・オズボーン
■脚本:ロジャー・ドナルドソン
■撮影:デヴィッド・グリブル
■美術:J・デニス・ワシントン、ロブ・ギリーズ
■衣装:ナンシー・カヴァラロ、ジェーン・ホランド
■編集:ジョン・ギルバート
■音楽:J・ピーター・ロビンソン
■字幕:戸田奈津子
■主演:アンソニー・ホプキンス、クリス・ローフォード、アーロン・マーフィ、クリス・ウィリアムズ、ダイアン・ラッド、パトリック・フリューガー、ポール・ロドリゲス、アニー・ホイットル、他
■ストーリー:
ニュージーランド南端の町、インバカーギル。小さな家に独りで暮らしている初老の男バート・マンローは、40年以上も前のバイク“1920年型インディアン・スカウト”を自ら改造し、ひたすら速く走ることに人生を捧げてきた。そんな彼の夢は、ライダーの聖地、アメリカのボンヌヴィル塩平原(ソルトフラッツ)で世界記録に挑戦すること。いよいよ肉体的な衰えを痛感し、もはや挑戦を先延ばしにはできないと悟るバート。そして、周囲の人々の協力もあってどうにか渡航費を捻出すると、貨物船にコックとして乗り込み、海路アメリカを目指すのだったが…。
■感想:
2007年15本目の劇場鑑賞です。映画の日に観ました。「13デイズ」「リクルート」のロジャー・ドナルドソン監督作品。愛車“インディアン・スカウト”を40年以上もかけて改良を続け、63歳にしてニュージーランドからはるばるアメリカへ渡り、世界最速記録を打ち立てた伝説のライダー、バート・マンローの感動の実話を映画化。実在の男、バート・マンロー演じるアンソニー・ホプキンスがめっちゃ良かったです。喜んで踊るシーンが好きです。マンローが一人で異国の地に出かけますが、道中でお金を盗まれたり、警察に捕まったり、バイクが壊れたりするのではないかとヒヤヒヤして観てましたが、まったく悪人が登場することがなく協力的ないい人ばかりでしたが、それはバート・マンローの人柄に惹かれたと思えば納得いきます。観終わったあとに心温まるロードムービーでした。1000cc以下のクラスでの記録は未だに破られていないのは驚きました。
■評価:★★★★☆