映画「ゴーストライダー」

ゴーストライダー

■邦題:ゴーストライダー
■原題:GHOST RIDER
■上映時間:110分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、アドベンチャー、ファンタジー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■公開:2007/03/03
■監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
■製作:アヴィ・アラッド、マイケル・デ・ルカ、ゲイリー・フォスター、スティーヴン・ポール
■製作総指揮:スタン・リー、ノーマン・ゴライトリー、デヴィッド・S・ゴイヤー、E・ベネット・ウォルシュ、アリ・アラッド、リンウッド・スピンクス
■原案:マーク・スティーヴン・ジョンソン
■脚本:マーク・スティーヴン・ジョンソン
■撮影:ラッセル・ボイド
■美術:カーク・M・ペトルッチェリ
■衣装:リジーガーディナー
■編集:リチャード・フランシス=ブルース、A.C.E.
■視覚効果スーパーバイザー:ケビン・マック
■音楽:クリストファー・ヤング
■音楽スーパーバイザー:デイヴ・ジョーダン
■字幕:松崎広
■主演:ニコラス・ケイジエヴァ・メンデスウェス・ベントリーサム・エリオット、ドナル・ローグ、ピーター・フォンダ、他
■ストーリー:
危険なバイクスタントのショーで人気を博す天才ライダー、ジョニー・ブレイズ。そんな彼にはある秘密があった。17歳の時、病気の父親の命を救うため、悪魔メフィストと取引をして魂を売り渡してしまったのだ。自らの運命を悪魔に握られていたジョニー。そして彼が30歳の時、メフィストが再び彼の前に現れる。メフィストはジョニーに魔界の反逆者ブラックハートを捕らえるよう命じる。メフィストにより魔界の力を得て、ゴーストライダーとなったジョニーは、“地獄(ヘル)バイク”に乗ってブラックハート率いる悪魔軍団を追いつめていくが…。
■感想:
2007年18本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「デアデビル」のマーク・スティーヴン・ジョンソン監督作品。マーベル・コミックの人気キャラクターをニコラス・ケイジ主演で映画化したアクション・アドベンチャー。地獄の炎に包まれた天才ライダーと悪魔たちとの壮絶バトルが展開する。知らない人がいないと思われるアメコミ好きが有名のニコラス・ケイジ。やっとの思いでアメコミ・ヒーロー役の夢が叶ったことで、劇中その真剣な演技が見ることができるニコラス・ケイジ自己満足の作品がこれ。ニコラス・ケイジ扮するジョニーが、ゴースト・ライダーになるまでのエピソードに重点に描かれている。骸骨の顔が燃えてるなんて、ゴーストライダーの造形が素敵すぎる。敵に首を絞められた鎖を自分の武器にするところなんていい。ゴーストライダーに変身するニコラス・ケイジが、苦痛に顔を歪める表情(顔芸)は見所の一つです。ゴーストライダーが駆け抜けると、炎で地面のアスファルトが割れる(見た目は爽快)けど、その後の道路の補修が大変そうだったので非常に迷惑なヒーローだと思う。登場する悪魔は、ウェス・ベントリー演じるブラックハートと、彼に従う手下の水・風・土を司る悪霊で、弱いながらもそれなりに見せ場はありました。「イージー・ライダー」のピーター・フォンダと、「明日に向って撃て!」のサム・エリオットを起用するのは素晴らしい。先代ゴーストライダーの馬と、新ゴーストライダーのバイクが併走して荒野を走るシーンは印象的。
■評価:★★★☆☆