映画「ナイト ミュージアム」

ナイト ミュージアム

■邦題:ナイト ミュージアム
■原題:NIGHT AT THE MUSEUM
■上映時間:108分
■製作国:アメリ
■ジャンル:コメディ、ファンタジー、アドベンチャー
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2007/03/17
■監督:ショーン・レヴィ
■製作:ショーン・レヴィクリス・コロンバス、マイケル・バーナサン
■製作総指揮:マーク・A・ラドクリフ
■原案:ロバート・ベン・ガラント、トーマス・レノン
■原作:ミラン・トレンク
■脚本:ロバート・ベン・ガラント、トーマス・レノン
■撮影:ギレルモ・ナヴァロ
■美術:クロード・パレ
VFXスーパーバイザー:ジム・ライギール
■衣装:レネー・エイプリル
■編集:ドン・ジマーマン
■音楽:アラン・シルヴェストリ
■字幕:戸田奈津子
■主演:ベン・スティラーカーラ・グギーノディック・ヴァン・ダイクミッキー・ルーニー、ビル・コッブス、ジェイク・チェリー、ロビン・ウィリアムズ、ミズオ・ペック、ラミ・マレックリッキー・ジャーヴェイス、アン・メアラ、キム・レイヴァー、スティーヴ・クーガンポール・ラッドオーウェン・ウィルソン、他
■ストーリー:
ニューヨークに住む冴えないバツイチ男、ラリー・デリー。現在は失業中で、最愛の息子ニッキーにも愛想を尽かされてしまう始末。そこで新しい職探しを始めたラリーは、自然史博物館の夜警の仕事にありつく。さっそく先輩の老警備員から仕事を引き継ぎ、夜の博物館で勤務初日を迎える。ところが見回りを始めたラリーは、誰もいないはずの展示室から不思議な物音を聞く。音のするほうへ行ってみると、なんとティラノザウルスの全身骨格が吸水機から水を飲んでいた。しかも驚きはそれだけではなかった。モアイ像や原始人、動物たちなど、博物館の展示物が次々と生き返り、勝手気ままに動き出していたのだった。
■感想:
2007年19本目の劇場鑑賞です。先行レイトショーで観ました。「ピンクパンサー」「ジャスト・マリッジ」のショーン・レヴィ監督作品。ニューヨークの国立自然史博物館を舞台に、新任の夜警となった主人公の目の前で、展示物が次々と動き出し大騒動を繰り広げるさまをコミカルに描く。てっきりパニック映画だと思っていたら、コメディー映画でした。博物館の展示物が次々と動きだすアイデアは面白いと思います。何も考えずお気楽に楽しめるファミリー向けの映画だと思います。父親が息子の為にいい所を見せる設定などはありきたりですが、ベン・スティラーがツキに見放された男を演じていました。ティラノサウルスなどのCGは良く出来ていました。ギャグも満載で笑えました。面白かったのは、ミニチュアのアメリカ鉄道史のカウボーイとローマ帝国のオクタヴィウスが協力して、車のタイヤから空気を抜くシーンで、空気を抜いているシーンは迫力あるのですが、車を引いた場所から見たシーンでは何も起こっていない現実的ギャップが面白かったです。それとノドジロオマキザルのデクスターとラリーのビンタ合戦も面白かったです。ノドジロオマキザルの演技は見事です。展示物が博物館から逃げ出したので、外でのパニック描写を期待していましたが、何にも起こらなかったのが残念でした。アメリカ鉄道史のカウボーイ演じるオーウェン・ウィルソンはクレジットなしでした。
■評価:★★★☆☆