映画「ポイント45」

ポイント45

■邦題:ポイント45
■原題:.45
■上映時間:96分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、ドラマ、エロティック
■配給:ムービーアイ、東宝東和
■公開:2007/03/17
■監督:ゲイリー・レノン
■製作:デヴィッド・バーグスタイン、ガイヤー・コジンスキー、タッカー・トゥーリー
■製作総指揮:ケリー・エプスタイン、ヒュー・ペナルト・ジョーンズ、トレイシー・スタンリー
■脚本:ゲイリー・レノン
■撮影:テオドロ・マニアチ
■美術:デヴィッド・バーカム
■衣装:ジョアンナ・シロコムラ
■編集:ウィリアム・M・アンダーソン
■音楽:ジョン・ロバート・ウッド
■音楽監修:ダイアン・スタータ
■主演:ミラ・ジョヴォヴィッチアンガス・マクファーデンスティーヴン・ドーフアイシャ・タイラーサラ・ストレンジ、ヴィンセント・ラレスカ、他
■ストーリー:
ニューヨークの吹きだまり“ヘルズキッチン”。この街に暮らすキャットは、拳銃や盗品を売りさばく故買屋の男ビッグ・アルの情婦。短気で嫉妬深いアルの暴力に怯えながらも、一方で彼を愛し離れられずにいた。そんなキャットは商売の間口を広げようと、アルに内緒で取引をしたところ、それがバレてアルの手酷い仕打ちに遭ってしまう。キャットに想いを寄せるレズビアンのヴィックやアルの親友ライリー、さらにはソーシャルワーカーのリズなどがキャットの身を案じ、アルと別れるよう忠告するのだが…。
■感想:
2007年21本目の劇場鑑賞です。レイトショーで観ました。ゲイリー・レノン監督デビュー作品。ミラ・ジョヴォヴィッチの美貌と肉体を武器に復讐の牙を剥くヒロインを演じた官能のサスペンス・ドラマ。ミラ・ジョヴォヴィッチの体当たりの演技を披露して、アンガス・マクファーデンも暴力でしか愛を表現できないビッグ・アルを演じていました。所々で関係者の証言によって登場人物の説明部分が描かれているのは面白いと思います。アルの暴力シーンで、キャットが髪を切られ、いたぶられる描写はリアルでした。誰がアルを葬るのかという展開になりますが、アルは殺されることなく刑務所送りにするだけです。終盤にキャットが自分の美貌と肉体を武器に知人を操って、タイトルの「ポイント45」であるアルの45口径の拳銃とジャケットを使って、アルを犯人に仕立てる罠を仕掛けますが、淡白に描かれていました。「ポイント45」である小道具の45口径の拳銃もあまり活かされてないような気がしました。
■評価:★★☆☆☆