映画「蟲師」

蟲師

■邦題:蟲師
■上映時間:131分
■製作国:日本
■ジャンル:ファンタジー、ミステリー、ホラー
■配給:東芝エンタテインメント
■公開:2007/03/24
■監督:大友克洋
■プロデューサー:小椋悟
■エグゼクティブプロデューサー:パーク・サンミン、二宮清隆、泉英次
■原作:漆原友紀
■脚本:大友克洋村井さだゆき
■撮影:柴主高秀
■水中撮影:さのてつろう
■特殊メイク:中田彰輝
■美術:池谷仙克
■造型:中田彰輝
■衣裳:千代田圭介
■編集:上野聡一
■音楽:配島邦明
VFXスーパーバイザー:古賀信明
■ヘアメイク:豊川京子
■衣裳デザイン:おおさわ千春
■音響効果:北田雅也
■照明:長田達也
■装飾:大坂和美
■録音:小原善哉
■助監督:佐藤英明
■主演:オダギリジョー江角マキコ大森南朋蒼井優、りりィ、李麗仙、クノ真季子、守山玲愛、稲田英幸、沼田爆、他
■ストーリー:
100年前の日本。そこには、精霊でも幽霊でも物の怪でもない妖しき生き物“蟲”がいた。蟲は人間に取り憑き、不可解な自然現象を引き起こす。蟲の謎を紐解き、蟲に取り憑かれた人々を癒す能力を持つ者は“蟲師”と呼ばれた。自ら蟲を引き寄せる特異体質のギンコも、そんな蟲師の一人。日本中を旅しながら、各地で人々を癒してきた。ある時、彼は雪深い山の庄屋で、4本の異様な角が生えた少女・真火と出会い、彼女の病の原因を探る。その後ギンコは、蟲の力を文字に封じ込める不思議な女性・淡幽の体に変異が起きたとの報せを受け、彼女のもとへと向かうが…。
■感想:
スチームボーイ STEAMBOY」の大友克洋監督作品。妖しき生きもの“蟲”が存在した100年前の日本を舞台に、蟲を鎮め人々を癒す能力を持つ“蟲師”ギンコをめぐる神秘の物語が、膨大な労力を費やして行われたロケハンで見出された美しく幻想的な日本の原風景の中に綴られる。原作は未読です。蟲師と蟲との戦いが描かれているとと思っていたら全然違ってました。独特な雰囲気で描かれた世界観は良かったです。冒頭の土砂崩れのシーンはよく出来ていました。メリハリがなく退屈で上映時間も長いので、蟲ではなく睡魔が襲ってきます。不思議な言葉や、あまり聴きかれなくなった語句が登場するので、意味が分かりづらいのが難点だと思います。ギンコ演じるオダギリジョーが「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎演じるウエンツ瑛士と見た目が似ているのが気になりました。
■評価:★★☆☆☆